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11月例会

11月9日(金)の例会報告です。
会場を青少年会館に変更しての開催でした。

・見学者自己紹介
 先日の嶋田学氏講演会に参加してくださった方が見学。入会してくださるとのこと。

・新賛助会員紹介
 講演会参加者の中から賛助会員になってくださった方あり。

・嶋田学氏講演会の反省
 参加者16名
 図書館ネットの講演会は図書館利用者に図書館を知ってもらうのが目的。参加者を増やす工夫が必要。
 
・中央図書館主催講演会「本を届ける」の感想

・北神図書館リニューアルについて
 前回例会でメンバーから出ている意見を中央図書館に届ける。

・新三宮図書館について
 要望内容を検討

・第18回KOBEブッククラブ報告
 
・第19回KOBEブッククラブについて
 来年3月2日(土) テーマ「歴史」

・機関紙について
 次回執筆者確認

・図友連「図書館をより良くして行く為の「私たちの図書館宣言」による確認項目(2018年版)」
 確認作業参加について検討
 

見学者の方は図書館のことに詳しく、いろいろご助言いただきました。
議題が絞り込めておらず拡散しているとのご意見には、大いに反省しました。新しい方を迎えて、ともすれば目の前のことにとらわれている議論が本来の目的を達成するためのものにできるよう、しっかり努力していきたいを思います。

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読書会(第18回KOBEブッククラブ)ご報告

このところ暖かい日が続いています。絶好の行楽日和ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は久しぶりに家にいて、ベランダから瀬戸内海を航行する船を見ながら、先週土曜日のブッククラブのご報告を書こうとしているところです。

すっかりご報告が遅れてしまいました。
11月3日のブッククラブのテーマは自然
いつもより小説の割合が少なかったようです。ジャンルを固定していないので、いろいろな本が紹介されるのがブッククラブの特徴です。
参加を予定されていた方が3名もご都合がつかなくなったため参加できたのは4名と少なかったのですが、それはそれで十分皆さんの話を聞けました。欠席だった方が紹介予定だった本も用意しました。

紹介された本たちです。
・「身体」を忘れた日本人(養老孟司  C・W・ニコル)山と渓谷社
・庭師の娘(ジークリート・ラウベ)岩波書店
・一年中わくわくしてた(ロアルド・タール)評論社
・牧野富太郎ー私は草木の精である(渋谷章)平凡社
・地質基準(日本地質学会地質委員会)共立出版
・かわらの小石の図鑑(千葉とき子  齋藤靖二)東海大学出版会
・草は歌っている(ドリス・レッシング)晶文社
・新しい生物学の教科書(池田清彦)新潮文庫
・自然図鑑ー動物・植物を知るために(さとうち藍・文  杉岡達夫・絵)福音館書店

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自然という大きなテーマだったためか、紹介した本の奥深さのためか、生物の進化や人としての生き方にまで話が及びました。
なんとなく地質に興味がわくのは小学生の時の担任の先生の影響だとか、小さい時に育った田舎の環境が生物への関心を持たせてくれているだとかというお話を聞いていると、こんな年齢になっても小さいころに芽生えたものがしっかりと自分のなかに根付いているんだとわかります。
子どもが育つ環境の大切さを感じます。

生物学の話では分類の重要性の話になりました。分類学というのは生物学の一分野だそうですが、さまざまな分野で分類することはそのものを理解するために必要なことです。本の世界でも重要ですね。
皆さんと話していて思いだした本がありました。次のブッククラブに持ってくるねと約束しました。
そして、帰りにさっそく紹介された本を借りて帰りました。今読みすすめています。また新しい本との出会いがありました。

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紹介された本は図書館蔵書検索サイト「カーリル」の図書館ネットのページにある“読みたいリスト”に載せています。そのリストから簡単に神戸市立図書館の蔵書検索サイトに移れて蔵書状況がすぐにわかります。過去のブッククラブでの紹介本は“読んだリスト”に移動しています。こちらもワンクリックで蔵書検索ができます。初めての本、初めての作家に出会うためにもご利用ください。
(申し訳ありませんが、IDおよびログインパスワードは図書館ネット会員のみにお知らせしています)

次回は3月2日(土)14:00~
テーマは歴史
会場の決定は1月初旬になる予定です。決まり次第お知らせしますのでよろしくお願いします。



参加者感想 (抜粋)
・「石」は歴史。そこにロマンを感じる。「嗅覚」は人間に大事な感覚。
 「自然」に隠されたヒダを感じることが豊かな生き方。

・紹介された本もその言葉も印象的で心に深く残った。

・自然から学ぶことはたくさんあり、書物を通して学ぶこともたくさんあります。
本を手に森の中を歩いてみたいと思った読書会でした。

・生物、地学、植物、人間の本来の暮らし方、そして図鑑からノンフィクション、ファンタジーととても
幅広い会話で盛り上がりました。

・移民問題、経済、AI、ロボットと社会への不安など・・自然は人間の生き様に深く関わっていることが重々にわかった2時間でした。

・これからも自然を観察し楽しみたい


講演会「本を届けるー出版の世界と図書館」に行ってきました

遅くなってしまいましたが、感想を書いておきたいと思います。

10月21日(日)神戸市立中央図書館で開かれた講演会。
第1部 「神戸で本を作るということ」
  講師/奥間祥行氏 (図書出版エピック代表取締役)
  コーディネーター/湯浅俊彦氏(立命館大学文学部教授)
第2部 トークイベント「本の未来を拓く書店と図書館」
  パネリスト/奥間祥行氏
        福嶋聡氏(ジュンク堂書店難波店店長、
            1982年~1988年サンパル店勤務)
        松岡健氏(神戸新聞文化部長)
  コーディネーター/湯浅俊彦氏



多くの方が参加した今回の講演会。当会からも数人参加しました。
第1部では出版社がそのように企画を立て、製作し、販売するのかを具体的にお話していただきました。
地元の問題を取り上げるのが地元出版社の使命であり、社会的責務だとおっしゃる奥間さん。「出版社は著者の口を借りて自らの考えを世に出す」との言葉が印象的でした。
図書館との関係においては、図書館においてもらえれば1冊の本が何人にも読んでもらえ、認知度も高くなる。最低5年は読んでもらえるもの、図書館において盛られる内容のものを作っているとのことでした。

第2部では、出版社、書店、読者とそれぞれの立場から、本を語られました。
ジュンク堂サンパル店ができるまでは、神戸には専門書店がなかったそうです。なぜか、神戸では本は売れないといわれていたとか…。(書店が少ないから売れなかっただけでは? と感じましたが、いかがでしょう)
確かにサンパル店は専門書が多かったですね。私は結婚して神戸に来たので、学生時代は梅田の旭屋に通っていましたが、夫はサンパル店でないと本が手に入らないといつも言っていましたっけ。海図なんかも置いていたはずです。

神戸には出版社が少ないことも指摘がありました。どれくらいの出版社があるのか、どれくらいあれば少なくないのかはちょっとわかりませんが、劇場の少なさもよくいわれます。大きな劇場も、小さな劇場も少ないですね。大坂が近いという立地のためでしょうか。文化への関心が低いというわけではないと思うのですが…。

書店がない自治体が増加している中ですが、神戸でも多くの書店が姿を消していっています。電子図書の台頭もその一つの原因なのかもしれませんが、誰かと分かちあう読書には紙の本が良いのだとのお話をされていました。書店主との会話から次の本を紹介されることもあったが、書店がなければそんなことも起こらない。書店に行ってみたら本との出会いがあったというのが、書店の良さだと。私たち世代はデートだって書店でしたから、なんとなく本屋さんに行って、ぶらぶら歩いて本に出会うというのは体験してきています。ああ、今はそんなこともなくなっているんだなと思いました。

新聞社の方が、企画を考えるときは図書館に出向くとおっしゃっていました。図書館には多くの積み重ねられた情報があるのですものね。

湯浅さんが会場の皆さんに質問。「本はお買いになりますか?」
図書館利用者が大半だったと思いますが、本を買うという方がほとんどでした。読書好きの皆さんは、書店と図書館の両方をうまく使い分けていらっしゃるようです。

新しい文化・時代の空気感を味わえる書店と、これまでどういう文化が積み重ねられてきたががわかる図書館。意識的に分野をずらすことで共存していけるのではないかとのお話に、皆さん納得の表情でした。
読者代表という立場でパネリストをしていらっしゃった松岡さんが「出版社には出版社の志、書店には書店の志があるように、読者にも読者の志がある」とおっしゃっていました。本を買うのは読者の志なんだと。

神戸市立図書館協議会で協議されてきた書店・出版社と図書館の連携。
図書館長のあいさつの中でも「湯浅先生のご尽力で」と何回も言及されていました。これまでも出版社との連携は試みられてきましたが、今回のイベントでさらに継続的に連携が進みますように。私たち図書館利用者、読者も志を持って、図書館、出版社、書店を応援していきたいと思います。


平成31年度神戸市学校司書募集が始まりました

神戸市では来年度の学校司書の募集が始まりました

平成31年度神戸市学校司書募集(神戸市HP)

雇用期間
平成31年4月からその翌年(2020年)3月末まで(更新あり)

受付期間
(1)郵送
  平成30年10月22日(月曜)から12月4日(火曜)消印有効
(2)持参
  平成30年10月22日(月曜)から12月5日(水曜)
  土日祝を除く平日の9時から17時(12時から13時を除く)


応募資格など詳しいことは上記ホームページにある「募集案内」をご覧ください。

嶋田学氏講演会「住民参加の図書館づくり」ご報告

10月20日、瀬戸内市民図書(もみわ広場)館長の嶋田学さんをお招きして講演会を開催しました。
東京での全国図書館大会に参加された足で神戸に来ていただきました。お忙しい中を誠にありがとうございました。
また、当日は中央図書館の皆さまは会場設営をしていただき、講演会にも参加してくださいました。大変お世話になりました。

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神戸での学生時代の思い出を交えながらこれまでの経歴をお話されたのですが、社会人としての経験が図書館でのお仕事にも生かされているようでした。司書になろうとされたきっかけなど、大変楽しくお聞きしました。

豊中市立図書館を皮切りに、滋賀県の数々の図書館で経験を積まれ、瀬戸内市民図書館の整備準備室に入られたのは皆さんもよくご存じだと思います。滋賀県での図書館づくり、地域住民とのかかわりを多くの時間を割いてお話されました。

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図書館整備では「お金がない」という話がよく聞かれます。嶋田さんは一般会計の1%が図書館費に使われているとその自治体は図書館振興に力を入れているのだとおっしゃいました。本当にお金がないのか、図書館に関心がないのか…。全体の予算規模にも依るとは思いますが、神戸では程遠い数字です。私たち市民から見ると、神戸市は図書館に対してある程度の理解は示していただいていると思っているので、一度しっかりと考えてみる必要がありそうです。

移動図書館からそのキャリアを始められた嶋田さん。瀬戸内市民図書館でも図書館サービスは「せとうちまーる号」から始まりました。(講演前、偶然神戸市の自動車図書館「みどり号」の出発に出会いました。すかざず写真を撮られた嶋田さん。思いの強さを感じました)
時間当たりの貸出数を考えると移動図書館は非効率です。しかし、一冊の本との出会いを考えると、そこには貸出冊数だけでは計れない図書館の価値があるとおっしゃいます。直接利用者のもとに本を届けることで、その人自身が心を開放するきっかけを作る――子どもたち、高齢者の皆さんのエピソードを紹介しながら、図書館が持つ力を教えてくださいました。

ある問題を共通して持っている人々が集まって話し合い、そこに行政も参加して議論する場を提供する図書館。この学びからコミュニティの学び(共有知)にできる図書館。それが地域づくりに役立つ図書館であるという構えを発見したのだとお話されました。
その前提に、この地域で暮らしていくうえで必要なことを考えて行動する人々がいること、その人たちが物事を考えるために図書館に来るのだということを意識しておられるのが素晴らしいと思います。

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瀬戸内市民図書館のコンセプトは
「もちより・みつけ・わけあう広場」=「も・み・わ・広場」です。
市民の主体性を高め、市民自らが知的欲求に気づく場をつくり、市民の学びを支えるのが図書館の役割だとお話しくださいました。
まず市民がそこにいて、その市民が自ら行動することを支援する。そのきっかけや場を図書館が提供するということでしょう。

その第一歩が「としょかん未来ミーティング」名付けられたワークショップだったのです。ワークショップでのエピソードからは、自分たちがこの図書館をつくっていくのだという意気込みを感じました。固定メンバーではなくフルオープンで行われたことも、開館後も市民に当事者意識を持ってもらうことにつながったようです。
実現しなかった意見が多いにもかかわらず市民からは図書館は自分たちのものだと感じることができたという声が多く上がるそうです。これこそが「私たちの図書館」ということでしょう。

たくさんの具体的なエピソードをここに紹介しきれないのは本当に残念です。今回参加を見送られた皆さんも嶋田さんのお話を聞く機会を持ってみてください。きっとたくさんの発見があると思います。「なぜ本を読むのか」という質問に「自由になるため!」とお答えになった嶋田さん。今後も図書館の理想を追い求めていかれると思います。私たちも私たちの理想を掲げ、当事者意識を持って図書館づくりに関わっていければと思います。

最後に参加者の質問に答える形で神戸へのエールをいただきました。
・神戸には震災を乗り越えた市民のエートスがある。復興のためにさまざまな選択肢が奪われた中で、このエートスが神戸市民を照らす光であり、神戸の未来である。

・行政に意見を届け、政策形成にかかわるためには地域の図書館での活動を粘り強く続ける。たとえとしょかんが歩み寄ってくれなくても声をあげ続けることである。




参加者感想(一部抜粋)
・図書館サービスの提供の先にある「人」をきちんと見ている図書館員さんですね。「犬の写真集」を借りた高齢者の話の中に嶋田氏の温かい資質を垣間見ました。

・「人が図書館に来る」とはどういうことなのかを考えるところから図書館づくりが始まるのですね。

・昔の道具の前で話に花を咲かせていたというエピソードで、神戸の図書館員さんから聞いた戦災資料の展示の前でおじいちゃん同士が話をしていたという話を思い出した。資料を前に人と人が向き合うということ。

・本の分類・保存、補修方法なども聞きたかった。

・図書館がもっと身近に関しました。時間があるときはもっと長い時間図書館にいて、本と対話してみようかと思いました。

・神戸市が新しい図書館をつくろうとしている今タイムリーな演題だと思ったが、一般市民の参加が少なく残念だった。市民の関心の低さなのだろうか。嶋田先生に申し訳ない気持ちでした。

・出会った町の人との心温まるエピソードも大変よかったです。あるおばあさんが「私の生きがいは働くことと、本を読むこと」といった話、「本は読まへん。図書館ができても利用せん!」と言っていたおじいちゃんが「図書館にはこんな本もあるんか…」と図書館を好きになってくれた話など。

・「住民参加の図書館」とは本が借りやすい図書館ではなくて「市民、住民が当事者意識を持って主体的にかかわることができる図書館であると改めて考えました。

・心にささる言葉がたくさんあり、少しでも実施していければと思っております。

・瀬戸内市民図書館にはぜひ行ってみたいと思いました。


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