埜納タオ氏講演会のご案内

「夜明けの図書館」というレファレンスを題材にした漫画があるよ、と聞いたのは2011年の暮れだったでしょうか。
すぐに全国の図書館と関わっている仲間たちから「読んでみて!」という声が届くようになり、私も読んでみたのでした。

そして2012年の4月に図友連の集まりに来ていただき、お話を伺うことができました。そのときもらったサインに「活動がんばってください」と添え書きしてくださいました。 はい、がんばっています!

「夜明けの図書館」も現在第4巻まで発行されています。図書館、レファレンスを通して人のつながりの大切さに気付かせてくれる素敵なエピソードが満載です。

今回、その埜納タオさんを図書館ネットにお迎えして講演会をします。チラシのために自画像を書いてくださいました。ありがとうございます。
是非、埜納タオさんに会いに来てください。

講演会
図書館との出会い
講師:埜納タオ氏
日時:平成29年9月30日(土)
    14:00~16:00
場所:兵庫県j立生活創造センター セミナー室
参加費:無料


チラシ表

チラシ裏

申込方法
住所、氏名、電話番号を明記し、E-Mail・FAXにてお申込みください
(お書きいただいた個人情報は、講演会等のお知らせ以外には使用いたしません)
E-Mail:toshokan-net@live.jp
FAX:078-997-1981(大西)

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出前トーク「都心・三宮の再整備」ご報告

10月15日、出前トーク「都心・三宮の再整備」を無事開催することができました。
参加者は13名。

講師は住宅都市局都心三宮再整備課 三宮再整備計画係長の
北田敬広さんです。
とてもさわやかな気さくな方でした。
北田さんは阪神淡路大震災のときに神戸の大学にいらしたということです。神戸市が復興し、これから未来に向けてのビジョンを語る姿に、並々ならぬ決意が感じられました。

出前トーク資料
(当日資料)


BE KOBE 『神戸は、人の中にある』『神戸の魅力は、山より、海より、人でした』
この言葉のなかに神戸がめざす未来の姿があります。何よりも「人」がいて、初めてまちがあるのです。私たちが図書館活動を通じて日々考えていることと重なる姿です。

神戸の都心の「未来の姿」検討委員会、三宮構想会議のほか、市民から意見を聞くイベントが数多く開催されてきました。そこから昨年9月に『神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン]』『三宮周辺地区の「再整備構想」』が公表されるに至りました。

神戸市は市民にこのプロジェクトをより知っていただくため、また多くの市民の参加につなげるため、インターネットを駆使しています。上記資料の他、プロモーションサイトや、Facebookのページもありますので、是非ご覧になってください。

神戸市:都心・三宮の再整備
神戸都市ビジョン
神戸の都心・三宮Facebookページ
1000smile事務局Facebookページ


北田さんのお話は、神戸市が置かれている現状から、将来ビジョンにおける「都心に備える8つの軸」、三宮再整備基本構想における「まちづくり5つの方針」に沿った具体的なものに移りました。
社会実験が進みつつある東遊園地の芝生化では、既に行政主体ではなく市民主体のイベントが数々催されています。神戸の玄関口三宮では「歩く人が主役になれる空間づくり」として一般車の乗り入れを規制する三宮クロススクエアの実現に向けて、KOBEパークレットや葺合54号線の整備に取り組んでいます。
参加者の皆さんも身を乗り出して聞いていらっしゃいました。

出前トーク1

出前トーク2


質疑応答では多くの参加者からいくつもの質問が出ました。
海側の再整備に偏っているようだが、山側の整備はどうなるのかとの質問には、新神戸駅から北野、フラワーロードへの動線強化が課題、加納町交差点の立体化も視野に入っているとのことでした。

人口の減少について、大学がたくさんあっても雇用の場が少なく卒業後他都市に流出することが課題であるとのお答え。参加者から青年向け若い夫婦向けの住宅の整備が要望されました。

ポートライナーの線路が三宮を出てすぐ急カーブすることで輸送が非効率になっているとの指摘には、3空港の一体化や医療産業都市関連でで輸送量が増加することも考えられポートライナーは大きな課題であり、車両の形状や他の交通手段を検討する必要があるとのお答えでした。参加者からは各交通会社の駅を一体化するなども検討してほしいとの要望が出されました。

三宮図書館の移転に関して、区役所エリアの工事着手は概ね5年以内を考えており、地権者への説明を進めているところであるとのこと。移転先や工事中の仮施設については検討中であるがまだ決まっていないとのことでした。

参加者のお一人から、今日の説明はハード中心であったが、三宮や元町のゴミ箱があふれているようでは、立派な構想も実現できない。まずは足元から神戸市民が自分のこととして積極的に取り組むことが重要だとおっしゃったことが印象に残りました。

講師の北田係長、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。



参加者感想(一部抜粋しています)

・神戸市の考え方がよくわかりました。

・あまり知らなかったので興味深く聞かせていただきました。

・20年前に関東から引っ越してきましたが、神戸はコンパクトで便利なところですね。楽しい便利な街づくりに、文化的な街づくりを期待したいです。

・大きなプロジェクトを言葉を尽くして説明してくださいました。

・構想は立派ですが、具体的に、例えばバスターミナルができたときに現在の神戸市の施設(区役所、図書館等)がどうなるのかやっぱり気になります。

・内容的には共感できます。ただ現実には大変だと思います。これからの新しい情報を期待します。

・まずは理想を、大きなビジョンを掲げることからプロジェクトを始めること、夢を語り合うことから求める姿が現れると思う。

・行政と市民が語りあう今の姿勢を大事にしながら、現実的な課題を解決し、この構想を実現させたいと思う。

・『人』は数と「思い」です。そしてそこに希望があると思います。

続きを読む

出前トーク 「都心・三宮の再整備」ご案内

三宮地区の再整備の計画が進んでいます。
三宮図書館がその地域にふくまれることもあり、図書館ネットでは以前から関心を寄せています。

この度、出前トークの制度を利用して、神戸市の担当者からお話をうかがうことにしました。

当日は、神戸市住宅都市局計画部 都心三宮再整備課 都心企画係長の菅原真也氏をお招きし、詳しくお話をお聞きします。質疑応答の時間もあります。三宮地区の再整備を理解する機会になればと思います。

会員でなくてもどなたでも参加いただけます。お申込みをお待ちしています。

日時:平成28年10月15日(土)
    14:00~16:00
場所:兵庫県生活創造センター セミナー室
    (JR神戸駅前 クリスタルタワー5階)
定員:24名
参加無料

出前トークチラシ表

出前トーク三宮の再整備チラシ裏

申込方法
住所、氏名、電話番号を明記し、E-Mail・FAXにてお申込みください
(お書きいただいた個人情報は、講演会等のお知らせ以外には使用いたしません)
E-Mail:toshokan-net@live.jp
FAX:078-781-8845(椛山)



講演会「未来の図書館、はじめませんか?」ご報告

神戸市立中央図書館との共催で開催した講演会
今、公共図書館を考えるPart7
未来の図書館、はじめませんか?
を昨日無事開催いたしました。

講師はいわずと知れた岡本 真 氏 です。        
(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー )

岡本真氏講演会1


参加者は29名。
一般の利用者・市民の他、現役司書、書店、出版社、大学図書館司書、小中学校図書館司書、指定管理業者、行政職員と、図書館にさまざまな立場で図書館と関わっている皆さんにお集まりいただきました。
講師の岡本さん、お世話いただいた中央図書館の皆さん、参加してくださった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

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図書館のプロデューサーを講師に迎え、私たち図書館を応援する市民団体が主催し、中央図書館が共催してくださり、多彩な顔ぶれの参加者と「未来の図書館」を考える時間と空間を共有する…まさに図書館をめぐるネットワークを拡げるという私たちが目指す姿がそこにありました。(ちょっと規模は小さいですが…)

まずは、岡本さんの自己紹介から始まりました。ヤフー株式会社でyahoo!知恵袋など多くの企画を設計・運用されてきたことは、ご存知の方も多いと思います。yahoo在籍中からメルマガ「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」の編集長をしておられ、その後、アカデミック・リソース・ガイド株式会社を創業されています。私が岡本さんを知ったのはまだヤフーにおられたころです。

さて、過去10年ほどの図書館をめぐる状況の変化についての説明です。戦後、誰もが図書館に入れる制度を作って維持してきたことは大きな功績と認めたうえで、現在、図書館は、その集客機能が注目され、他施設・機能との連動が期待されるようになっているとのことです。
「自分たちは使わないからいらない」という反対運動さえ起こるようになった今、図書館の重要性を理解してもらうにはいろいろな点で「役に立つ」を目に見える形で示すことが必要だということでしょうか。

岡本さんはたくさんの図書館を訪ねてこられました。その数1000施設! 今回も神戸に入られる前に、ずいぶんあちこちの図書館を見学されたようです。私たちはそんなにたくさんの図書館を訪ねることはできませんが、他都市の図書館を見学することの大切さはよくわかります。見学会、大事です!

その1000施設の中から、最近の図書館事例を紹介してくださいました。
駅前再開発の一環でオープンし、年間来場者が少しも減らない図書館、市長の下に部局の壁壁を超える組織を編成・運用している図書館、日本でここだけという地元主要産業資料を収集し全国から泊りがけで研究にくる図書館、これに呼ばれることがステイタスだといわれる友の会とのライブラリーカフェを開催している図書館、住民の活動拠点となっている図書館、図書館がなかった町のIターン・Uターン者の希望に基づいて作られた図書館。
それぞれが、特徴ある個性的な図書館です。
図書館は特定産業のためにあるのではないが、特定産業の支援に見えても、それが税収を増やすことに貢献するのであれば、公共施設としての機能を果たしているというお話が印象的でした。

そしてここからは「2階建ての図書館論」
図書館は1階:根本機能、2階:発展機能という2階建てになっています。
図書館根本機能は「知る権利の保障」にあります。知ることを可能にするには「遺っていること」が大切。「遺す」ことは権利でもあります。
1階部分がしっかりと保障されてこそ、2階部分の可能性が広がります

図書館の発展機能について具体例を詳しく紹介してくださり、その多様さに驚きました。

市民の大半が図書館を本来機能を理解していれば、2階部分は必要ない。しかし、その理解が不十分なため、「図書館いるよね」と一般市民が考えるために2階部分が必要。2階部分しかない図書館は必要ないという岡本さんのお話です。いつもわたしが考えていることと全く一緒なので(そしてそれを言う人があまりいないなと思っていたので)我が意を得たりの気分でした。
今は図書館の発展機能にばかり注目が集まっていて、それでいいのかなあと思っていました。でも、図書館のつくり手がしっかり基本を押さえていて、ゆるがせにしなければ、図書館の可能性を広げることには大いに賛成です。
神戸市立中央図書館の「賀川サッカー文庫」の取組の紹介もありました。大絶賛でした!
神戸賀川サッカー文庫

最後に、求められる図書館リテラシーについて。
自分の街の図書館を知り、よその街の図書館を知ったうえで、わが町の図書館を充実させていくチカラ。それが図書館リテラシーです。そしてそこで必要になるのは「当事者意識」だと強調されていました。

図書館職員の非正規化と人員削減の問題にも話題が及びました。神戸市は昨年度、今年度と新人司書が配置されましたが、経験豊富な職員の定年退職や指定管理の問題もあり、政策の継続性と専門性については図書館に限らず課題となっています。
岡本さんがおっしゃるように行きすぎた行革は考え直す時期に来ているのではないかと思います。

結局は私たちが市民力を向上させ、当事者として取り組むことしか、図書館の未来はありません。
今日から、未来の図書館をはじめていきましょう!




参加者感想(一部抜粋しています)

・「しっかり1階部分を守ったうえで」との言葉に信頼、共感。市民力、図書館リテラシー、自分と周囲を含めて共有したい。

・1階、2階両論で考えなければと思います。

・これから市民として図書館を考えていこうと思いました。

・いろんな図書館があり、神戸の図書館を考えるときに参考になると思いました。

・図書館の現状や今後についてとても興味深く聞くことができました。

・本を読ませていただいていたので直にお話が聞けて視界が晴れた気分です。

・10年ぶりにビジネスマンに戻った感覚がした。本当に来てよかった。

・他館の事例が多く紹介されてとてもわかりやすく勉強になりました。

・これまで図書館に無関心でしたが(それはそれで問題でしたが…)転職して図書館についても学ぶことになりました。現状の図書館未来の図書館像を学ぶきっかけになり有意義でした。

・図書館司書資格を取得する際「未来の図書館、はじめませんか?」が参考になりました。司書として働けるよう努力したいと思います。

・地元の図書館のことも考えていきたいと思います。

・図書館を図書館の中からではなく、都市、まちの市民や経済活動の中でとらえた視点が面白く興味深く拝聴しました。

・ストレートで歯切れのいい話に脳がすっきりです。勇気と元気をいただきました。



講演会「未来の図書館、はじめませんか?」まだお席あります。

明後日に迫った、講演会!
キャンセルがあり、まだお席が残っています。当日参加もOKです。

今、公共図書館を考えるPart7
未来の図書館、はじめませんか?
講師  岡本 真 氏         
アカデミック・リソース・ガイド株式会社
代表取締役/プロデューサー

日時:平成28年1月23日(土) 
14:00~16:00 (13:30開場)
会場:神戸市立中央図書館4階研究室
定員:40名 参加無料


チラシ表
チラシ裏


申込方法
住所、氏名、電話番号を明記し、E-Mail・FAXにてお申込みください
(お書きいただいた個人情報は、講演会等のお知らせ以外には使用いたしません)
E-Mail:toshokan-net@live.jp
FAX:078-997-1981(大西)
受付時間 10:00~20:00



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