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要望書提出しました②~神戸市立図書館のアロマサービスに関する要望書~

昨年12月16日に神戸市教育長あてに提出した2件の要望書のうち、「アロマサービスに関する要望書」についてご報告します。
「神戸市立図書館の継続した司書採用に関する要望書」については下記をご覧ください。
要望書を提出しました①


1昨年9月に始まりその後、他の地区館にも導入が拡大したアロマサービスについて、図書館ネットでは中央図書館様、TRC様との話し合いを続けてきました。
経緯については当ブログ、機関紙にてご報告してきたとおりです。

要望書を下記に掲載いたします。
神戸市立図書館のアロマサービスに関する要望書

要望書提出にあたって、資料としてブログ記事と機関紙を添付しましたので要望書本文には経緯詳細を記載していませんが、この間、中央図書館様にはTRC様に具体的な提案をしてくださるなどの対応をしていただいてきましたことに対し改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
また、現在は中央図書館の地区館別ホームページにアロマサービスの案内が掲載されています。

要望書提出後の12月24日中央図書館様の要請により中央図書館担当者様と図書館ネット代表が面談しました。
要望書の文言・表現について、認識の違い等を確認しましたことを申し添えます。

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アロマの件で~その後の対応~

神戸市立図書館のうちTRCさんが指定管理業者となっている地区館7館で始まったアロマサービスについて、中央図書館とお話を重ねて、その都度このブログでご報告してきました。
最後にご報告したのは下記エントリーで、5月21日の面談の様子を書きました。


神戸・図書館ネットワーク アロマの件で~続報~



8月8日の「図書館員さんとの交流会」の最後に図書館ネットからの質問に答えて、現在のアロマサービスの状況概略を教えていただきました。
・毎週火曜日と金曜日をアロマデーとする
・子ども対象の行事の際は休止する
・噴霧機器は児童コーナーから離れた場所に移動させる
・夏休み期間中は18時まで休止する

実は、7月24日付図書館ネット代表あてメールで対応状況をもっと詳細にお知らせいただいていましたが、ホームページ等での公表がなく、図書館協議会でも報告がありませんでしたので、図書館ネットから皆様にお知らせすることは控えていました。
交流会後に、図書館ネットからお知らせすることをご了解いただきましたので掲載いたします。
7月15日までに対応済みとのことです。

>>以下、中央図書館より図書館ネットにお知らせいただいた内容<<

① 入り口付近での機器の設置は行わない。また、児童コーナーからはできるだけ離す。
② 香りがこもらないように調整を行う。
③ 子供向けの行事実施日には休止する。
④ 夏休み期間の日中は停止する。
⑤ 再度アンケートを実施する。
⑥ エアアロマを実施する日を最大で火曜・金曜の週2日まで
 (土日は実施しない) とする。

※・エアアロマについての情報を館外、館内にて利用者にわかりやすく示す。
 ・アンケート結果の詳細を開示し、神戸市立中央図書館へ報告する。
 ・7月29日(火)~8月5日(火) アンケートを行う。


補足といたしまして、移設先は以下のとおりです。
三宮図書館:
再設置前 : 入口直近の左横 設定
再設置場所: 新刊紹介コーナー棚横

新長田図書館:
再設置前 : 入口直近の左横 設定
再設置場所 :  中央柱横付近

西図書館:
再設置前 : 入口直ぐ右手 設定
再設置場所:  わが街コーナー付近

垂水図書館:
再設置前 : 入口左横
再設置場所:  右奥、新聞棚、横付近

須磨図書館:
再設置前 :  入口左横
再設置場所:  一般開架中央付近

灘図書館:
再設置前 :  入口右中央付近
再設置場所:  雑誌・新聞コーナー付近

東灘図書館:
再設置前 :  入口横
再設置場所:  カウンター横、記載台付近

>>>>ここまで<<<<

実施状況について利用者に分かりやすく知らせるとの点について、7月30日以降にいくつかの地区館で確認したところ、館外掲示がされていないところがありました。機器設置場所についての案内はありません
アロマを避けなければならない利用者にきちんと情報が届くように、ホームページ等での広報をしていただくことと、図書館に入る前に実施状況がわかる掲示をしていただくことは、最低限していただきたいこととしてお願いしていたので、何とも残念です。

また7月29日から8月5日まで実施しているはずのアンケートですが、私が訪れた限りでは実施している様子Hありませんでした。中央図書館に確認したところ、TRCさんは、終日ではなく時間を区切っての実施だと答えているそうです。

どのようなアンケートをどの時間帯にどんな形でおこなっているのか、中央図書館も知らない(!)のだそうです。あれれ???




上記の対応がされるまでの経緯がちょっとややこしいのですが…

5月21日の面談の後、中央図書館から「お話ししたいことがある」と連絡を受け、6月1日に図書館ネット2名でお訪ねしました。お話はアロマサービスについて”中央図書館からTRCへの提案内容”の説明でした。
噴霧機器の設置場所を変更し、アロマデーを設ける方向で、TRCと話し合う。いったん対処方法が決まっても、引き続き利用者の意見をアンケート等で聞き検討を続けるとのことでした。あくまでも”中央図書館からの提案”で決定権はTRCさんにあるようです。なにか釈然としません。中央図書館とTRCが提案のしあいっこをしているようで、市立図書館として(あるいは公共施設として)の判断はだれがするのかなと感じました。

そのあと、どうなったのか長らくご報告をいただけなかったのですが、代表から別件の問い合わせ(アロマ関連ではありますが…)への回答メールで、上記対応内容をお知らせくださいました。6月1日にお聞きした”中央図書館からの提案”どおりになったようです。

全日アロマサービスを実施していたのが、水曜と土曜は休止するということになった時にも、今回火曜と金曜をアロマデーにして他の日は休止することになった時にも、図書館ネットには知らせてくださいますが、利用者全般への広報はありません。地区館がそれぞれA4サイズの掲示はしていますが、図書館を訪ねた人が入館する前にその掲示物に気づくのは難しいと思います。
実際、アロマが休止されている日があるのを知らないで、アロマデーに図書館に行って重い症状が出た人もいらっしゃいます。私自身は夏休みの日中アロマを休止していることを知り、3か月ぶりに最寄りの図書館に出かけることができました。
しっかりと広報してくだされば、アロマデーを避けることができますし、図書館に行くことを我慢せずにすむ人がいます。

図書館ネットメンバーは、しっかり広報して市民に説明し、意見を寄せてもらってはどうかと中央図書館に申し上げましたが、TRCさんの提案なので明らかに危険であるとの知見がなければ休止を指示することはできないのだそうです。
今回の対応についても、中央図書館の指示ではなく、あくまでも提案にTRCが応えてくれたということなのだとか。

「概ね好評」なのだと聞いていますが、「いやだ」「やめてほしい」との声も私たちのところには届いていますし、その一部は各図書館、中央図書館に届いています。

私たちが最初からお願いしているのは、まずは利用者に知らせること。そして広く意見を聞くことです。そのうえで市立図書館として検討してほしいのです。
図書館ネットは神戸市立図書館にお話ししお願いしてきましたが、私たち利用者がお願いすべきはTRCさんという指定管理業者なのか、神戸市立図書館なのか、どちらなのでしょう。よくわからなくなってきました。

中央図書館ならびにTRCさんが図書館ネットの話に対応してくださっていることにはお礼申し上げます。
でも、本当に市立図書館がどうあるべきかを考えるのは市民です。まずは現状を市民に知らせ、広く市民から意見を聞いていただくわけにはいかないのでしょうか? 


アロマの件で~続報~

神戸市立図書館のうちTRCさんが指定管理業者となっている地区館でアロマの香りサービスをしている件で、再度TRCさんのお話を伺いました。

アロマが入っている図書館に行くと、様々な症状が出る。他にもそのような利用者がいるかもしれないということから、中央図書館に対処をお願いしました。TRCさんが当事者に説明をしたいということで5月13日に面談することになりました。
そこまでの状況は下記エントリーでご報告した通りです。


神戸・図書館ネットワーク TRCさんと面談~アロマの件で~



再度会いたいと、今度はTRCさんから直接連絡があり、昨日5月21日にお会いしました。
TRCさんからお二人、図書館ネットから二人。中央図書館の職員の方もおひとり来てくださいました。

前回、安全性のことについては詳しく説明いただきましたが、具体的な対応についてはお話がありませんでした。今回は具体的な対応を提案したいとのことでした。
アロマが苦手な人がいることを認識し、子どもたちへの影響をより軽減するための配慮を考えた提案とのことです。
アロマに関して他に苦情は来ていない中で、私たちの話を真摯に受け止めてのことだそうです。

図書館ネットとしては苦情は届いているはずと考えますがそれはともかく、やめてほしいとはなかなか言いづらい方があることを認めて対応を提案くださったことには誠意を感じます。
また、安全性についてしっかりと確保されていることも理解しています。
しかし、苦手な人がいることをわかったうえでもなお、公共施設たる公立図書館に基本的にアロマを噴霧するというご提案に疑問を持ちました。

中央図書館の職員の方が、症状が出ることがアロマが原因かどうかはよくわからない点もあるが、香りについては感じ方に個人差があり、嫌いな人、苦手な人がいることは確かなことであろう。その一方、大変好評であることも確かで、全面的にやめることも利用者の要望に応えることにはならない。基本的にアロマサービスがあるのではなく、アロマサービスをする日を設けて、好きな方はその日においでください、という考え方にはできないだろうか、とおっしゃいました。

私たちも前回の面談で、多くの公共図書館でアロマのイベントをして利用者が楽しんでいることは知っている。そのことは図書館を知ってもらう良い機会になっていると思うとお話ししていました。
皆さんが好ましく思っているサービスを提供しつつ、しっかりと広報して、嫌いな人苦手な人がそれを避けるという選択ができることが重要なことだろうと思います。

意見がすれ違うこともありましたが、ともに話し合い意見を交換できる関係であることに大きな意味を感じます。
図書館をよりよくしたいという共通の目的があるからでしょう。最後は和やかなムードでお話しができました。
このような場を持てたことに感謝しつつ…。

この後は中央図書館とTRCさんが公共図書館の運営者として判断してくださることになります。




TRCさんと面談~アロマの件で~

5月13日、中央図書館にて、TRC大阪支社の皆さん、TRC地区館館長さん、図書館総合研究所の方、Air Aromaの方と面談しました。中央図書館職員の皆さん3名も同席され、図書館ネットからは2名でした。

4月例会後、中央図書館にアロマサービスについての対処をお願いしたところ、中央図書館は重く受け止め、TRCさんにお伝えくださいました。TRCさんが直接私たちに説明したいとのことで、面談をセッティングしてくださいました。
4月にお願いした内容については下記のエントリーでご報告した通りです。


神戸・図書館ネットワーク アロマサービスについて中央図書館にお願いしました



図書館総合研究所さんとAir Aromaさんから、使用しているアロマ精油の安全性について詳しく説明がありました。
TRCさんのホームページにもある通り、厳しい基準をクリアした精油のみを使っているとのことです。

図書館ネットは、安全性についてはすでに何度か説明を受けていますし、中央図書館が検討の上導入を決めていることからも、ほとんどの人にとって安全だということには疑問を持っていません。
ただ、アロマのサービスをしている図書館に行くと、鼻水が出る、せき込む、呼吸が苦しくなる、頭痛がして何時間も収まらない、その後ほかの刺激にも反応していつもは何ともないところでも同様の状態になるなどの症状が出ている人がいることに対して、対処してほしいとお願いしています。

公共図書館はすべての人が対象の公共施設です。赤ちゃんも妊婦さんも、病気を抱えた人もやってきます。本来の図書館サービスではないアロマのために、図書館を利用できなくなる人がいるのであれば、そんなアロマサービスは本当に必要なのでしょうか?

TRCの皆さんは真摯に私たちの話を聞いてくださっていましたが。結局はごく少数のそういう方がいることは認識したが、多くの利用者から好評を得ているサービスであり、会社の事業として展開していることなので…というお話しでした。
会社としてのご事情もあるのだと思います。これから全国の図書館に同様のサービスを広めていこうとされているのですから。
地区館の館長さんから、個人的な意見だが、時間を区切るとか、場所を区切るとかはできるかもしれないので、さらに検討するとのお話しもありました。実際、4月1日からは水曜日と土曜日はアロマは休止しています。現場でできることはあるのかもしれません。

天然のアロマ精油で起こるアレルギー症状についての文献もお示ししましたが、Air Aromaさんの精油はそれらのものとは違い、安全性の高いものなのだそうです。私は例外的な存在なのですね。

多くの皆さんが「いい香り」と思い、「癒される」と感じているものに、やめてほしいと思うことは本当に申し訳ないことです。でも、図書館から拒絶されているように感じてしまうこともまた事実。
私が、公共図書館について勉強し神戸市立図書館を応援している図書館ネットの会員でなければ、図書館に行かないようにするということで済ませてしまうのだろうなあ。

中央図書館の職員の方は「商業施設であれば、ほかのお店を選択することもできるが、図書館利用者は図書館を選択する余地がない。だから、このことは重く受け止めている」とおっしゃいました。

図書館ネットから参加していたもう一人のメンバーが、TRCさんは民間業者ですが、公共図書館を運営しているのだということをしっかり受け止めて、アロマありき、ではなく本当の図書館サービスとは何かを検討していただきたいとお願いして帰ってきました。

とてもつらい一日でした。





アロマサービスについて中央図書館にお願いしました

4月例会後、図書館ネット会員2名が中央図書館の職員の方3名にお話を聞いていただきました。

指定管理者から提案を受けて、厚労省等に問い合わせをして安全を確認して導入を了承した。
東灘図書館のアンケートではおおむね好評であったので、他の地区館での導入も了承することとした。
特に苦情は来ていない。
アレルギーとの関連は知見がなく、因果関係が証明できない。
4月1日から水曜日、土曜日はアロマサービスを実施しないことにした。

との説明を受けました。図書館ネットからは、
当会会員と文庫連会員から寄せられた意見をお伝えするとともに、

好き嫌いではなく現実に健康に支障が出ている人がいること
そのために図書館に行けない人がいること
地区館職員に症状や状況を説明したり、アロマサービスをやめてほしい旨伝えている人がいると確認できていること
兵庫県立図書館でレファレンスをして得たアロマ精油による副作用等の情報があること
アロマ精油は天然のものであっても化学物質であること
厚労省から芳香剤等による健康被害の報告書が出ていること
千葉県などの自治体では化学物質過敏症についての情報をホームページに掲載し、配慮をもとめていること

を伝えて、指定管理業者の問題ではなく市立図書館としてご検討と対処をお願いしました。

こちらの準備不足もあって、その時にお話ししたが提示できなかった資料については、帰宅後すぐにメールでお送りしました。




今回のお願いをするにあたって、兵庫県立図書館でレファレンスサービスを受けました。(中央図書館が工事中でレファレンスサービスを停止していたので…)

インターネット上の情報も役立ちますが、やはり書物・文献による資料が信頼性があります図書館は生活上の課題を解決する窓口になってくれることを実感しています。アロマサービスがどうなるかは今のところ分かりませんが、私はアロマについて、化学物質について、アレルギーと過敏症についてちょっと詳しくなりましたよ!





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