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第6期第3回神戸市立図書館協議会

梅雨寒がつづいた今年、例年より遅い梅雨明けの翌日図書館協議会が開催されました。
前回は傍聴できずブログでは報告ができませんでした。ごめんなさい。
(図書館ネットとしては傍聴を欠かしたことはなく、機関紙には前回の傍聴報告も掲載しています。)

さて、今回のご報告です。

日時:令和元年7月25日(木)14:00~15:30
場所:神戸市立中央図書館研究室
出席委員:8名
傍聴:4名

4月に着任された長谷川達也館長からご挨拶がありました。長谷川館長は人事委員会事務局長だった方ですがその前はこども家庭局長をされていました。待機児童解消に尽力されていたそうです。
図書館の年間利用者は中央図書館で69万人東灘図書館で50万人。水族園の130万人は別格としても、県立美術館の60万人、市立博物館の50万人に匹敵する利用者があることに言及されました。
(各地区館の利用者を合計すると、水族園も軽く超えてしまいますね)

図書館の集客力には多くの自治体が着目しているが、神戸市立図書館としてもこれら性別や年齢を超えた利用者に向けて、必要とされるサービスを展開していかなくてはならないと力強く話してくださいました。

事務局の顔ぶれも変わりました。女性が多くなったとの印象を受けました。
新しい体制で、これまでのよいところを継続しながら多くの課題にも挑戦していただきたいと思います。

配布資料は後日、中央図書館ホームページの図書館協議会開催の記録のページに議事録と共に掲載されますので、ご覧ください。

<報告>
①平成26年度~30年度の図書館事業について
 事業目標とそれを実現するために5年間に行ったことがわかりやすく一覧表にまとめられていました。
 事務局もおっしゃっていましたが、「継続実施」が多く見られます。新しいことを始めるだけではなく、図書館サービスは継続することが大切なことがたくさんあります。一覧表をみて、図書館の事業の多様さと継続することの重要性をあらためて感じます。

②令和元年の事業計画について
 取り組み項目と具体的な取り組み、評価項目が一覧表になっています。サービスのひとつひとつが図書館としての大きな任務に基づいたものであることが(当たり前のことでしょうが)わかります。委員からは取組のさらに具体的な内容についての質問がありました。

③北神図書館開館およびブランチ学園都市予約図書受け取りコーナー設置予定について
 北神図書館については例会で北区の会員から報告を受けていますが、私自身はまだ行っていません。商業施設の中の図書館として新しい試みもあるようなので楽しみです。
 ブランチ学園都市の予約受け取りコーナーはこれまでの受け取りコーナーより大幅に開室日、時間がひろがります。図書館空白地帯でもあることから、多くの皆さんの利便性が高まりそうです。

④平成30年度利用実績および令和元年度見込みについて
 事務局から説明がありました。買い替えのための予算が別途ついたことにより、古くなった本の買い替えが進んでいます。蔵書冊数としては増えませんが、利用者にとってはありがたいことです。全国でも珍しい買い替え予算。図書館の本は買い替えが必要だということを神戸市がしっかりとらえてくれていること、またそのことを当局に訴えてくださった図書館職員のみなさんに感謝しています。


<協議>
①平成30年度の神戸市図書館事業評価(案)について
 目標と行動計画を明確にし、それに対する図書館の自己評価、図書館協議会の評価が議論されました。
 図書館の自己評価と図書館協議会委員の評価の具体的な内容を見ることができます。
 委員からは図書館評価そのものが難しい、図書館事業に数値目標の設定がふさわしいのかとの意見も出ました。数値目標は必要なのでしょうが、数値に現れない図書館の価値について議論がなされていることに、安心もしました。

②読書バリアフリー法について
 6月21日に成立した「視覚障害者等の読書環境の整備に関する法律」(読書バリアフリー法)ですが、神戸市立図書館ではこれまでも障碍者のみなさんへのサービスはなされていますが、新しい法律に基づけばまだまだ足りないことがたくさんあります。職員のみなさんもよく承知していらっしゃいますが、マンパワーが足りないことは歴然としています。そんな中で、どんな状況の人でも「読みたい」を実現できる図書館に向けて取り組んでいこうとされています。
 長年、弱視者の読書支援をしている私としては、今後を見守り、何か力になれればと考えているところです。


毎回、委員のみなさん、事務局のみなさんの真摯な議論に耳を傾けながら、やっぱり図書館協議会があってよかったと思います。

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第6期第1回神戸市立図書館協議会

神戸市立図書館協議会も第6期に入りました。
その第1回会議が開かれましたので、傍聴してきました。

日時:平成30年12月21日(金)15:00~17:00
場所:神戸市立中央図書館研究室
出席委員:8名
傍聴:4名

今期5名の委員が交代されました。これからの2年間、活発な議論がなされることを期待します。
委員のみなさんについては下記アドレスからご確認ください。議事録公開時に配布資料も公開されますので、ご確認いただければと思います。
神戸市立図書館協議会

委員、事務局の自己紹介。続いて委員の互選により、会長、副会長が選出
会長 湯浅俊彦氏(立命館大学日本文化情報学専攻教授)
副会長 一居明子氏(「夕やけ文庫」所属)

<報告事項>
①神戸市立図書館の事業について報告 
・政令指定都市の中での神戸市の状況比較および神戸市立図書館の30年度上半期利用実績の説明
・北神図書館の整備、(仮称)新三宮図書館基本計画および(仮称)新西図書館基本計画の策定について説明。

②その他の報告
・返却ポスト再設置(灘駅、名谷駅、垂水駅)
・「KOBE電子図書館」利用状況
・読書週間行事

委員から政令指定都市の中で神戸市が思いのほか蔵書数が少ないことに関して質問がありました。
事務局は次のように回答しました。
蔵書数が多い政令指定都市は近年合併したところが多く、既存の図書館の蔵書が含まれている
資料費については職員の頑張りで予算をとることはできる(現状1.5億円、市民一人当たり121.4円)
蔵書数は流通と書庫の問題。中央図書館書庫は満杯状態、地域館には書庫がない現状では蔵書数を増やすことはできない
除籍本は市内100以上の施設に寄贈している。
県内分担収集、分担保管は総論賛成だが、各論がまとまらない状態

回答を受け委員からは以下のような意見が出されました。
資料によると合併だけが理由とは思えない
書庫の問題は大都市共通の課題
自動書庫の導入で解決するのではないか

<協議事項>
①今期のテーマについて
 事務局より提案 「多様な人々の円滑な図書館利用のために
  「望ましい基準」「障がい者差別解消法」に基づいた整備の必要性と現在神戸市立図書館がおこなっていることについて説明
 
 委員から
 ・多言語、多文化サービス
  子どもたちだけではなく大人へのサービスが必要
  様々な人たちと共に生きるにはまず知ることが重要
・認知症支援
  神戸市で制定された「認知症の人にやさしいまちづくり条例」に基づき、日常生活がしやすくなるようにサポート
  市を挙げて取り組んでいることに対する施策が必要
・すでに実施しているサービスについても知らないことが多い。
  まず行っていることを広報すべき。
・いずれにしてもヒューマンパワーが不足
  各所との連携が必要  図書館の周囲に人的財源がどれだけあるか調べてほしい

今後、テーマを絞り込んで協議していくこととなりました。




返却ポストが再設置されるのはうれしいことです。費用に見合った結果が出ていないとのことでいったん廃止されました。もともと、返却ポストの設置が短期間に貸出数に反映されるとは見込めないものだったわけで、利便性が高まっていることは確かだっただけに予算がとれなかった理由に納得できていませんでした。
今回、「人口減少対策緊急プラン」によって補正予算が通ったということですが、同じ理由で廃止されないか少し心配しています。垂水駅に設置というのも、なんだかなあとは思います。垂水区で図書館に行くのが不便な地域はたくさんあるのに、図書館が目と鼻の先にある垂水駅に設置するのは、不便さの解消にはならないような…。

資料費は職員の努力で予算をとることができるとのことですが、市民一人当たり121.4円です。 いろいろ努力してくださってこの金額を維持していることは承知しています。でも、多くはない。資料費を増やさなければと神戸市が思うほど、さまざまな場面での(行政の皆さんも含めての)図書館の利用が増えるよう、図書館でできることを猛アピールしなければ! 

今期のテーマは、視覚障がい者の読書支援をしている私にとって非常に関心の高いテーマです。読書、調べものにハードルがある多くの人が、きちんと情報を得られるような図書館であってほしいと思います。

第5期第5回神戸市立図書館協議会

今期最後の協議会を傍聴してきました。

日時:平成30年7月31日(火)15時~17時
場所:中央図書館研究室
出席委員:8名
傍聴:3名

<報告事項>
>・平成29年度利用実績および平成30年度見込み
・平成30年度の図書館事業計画


①6月22日から試行実施されている電子図書貸出サービス(KOBE電子図書館 by Rakuten OverDrive)について
現在1400冊以上が貸し出し中となっています。お一人に貸し出し中は他の人は閲覧できない仕組みです。これに対し、電子図書館を知ってもらうため、期間限定でもよいので複数の貸出が必要ではないかとの指摘がありました。

契約上の問題で複数貸出しを行うに追加費用が掛かるようですが、試行実施であるからこそできるだけ多くの利用者に電子図書館を利用してもらいたいところです。
貸出サービスのプロモーション(みなと銀行本店でのパネル展示、市内ファミリーマートでのチラシ配布)がおこなわれたそうですが、いずれも既に終了しているのが残念です。


②図書受け入れ冊数(前年度比132.9%)、うち購入図書数(同137.7%)について
電子図書は入っておらず、蔵書更新予算が措置され経年劣化で傷んだ本を購入したため増加したとのことです。そのため、蔵書数は増えていません。

貸出冊数に関連して委員から次の意見が出されました。
貸出だけではなく、館内利用数を計る必要がある。滞在型図書館としては必要な指標である。
事務局から、入館者数は計測しているが、館内閲覧や滞在時間については計測していないとの回答がありました。委員からはレファレンス資料だけでも利用数を出せないかとの意見が出ました。貸出数だけでは図書館の利用を正確にははかることはできないからです。個人を特定しない形での計測方法を検討する必要がありそうです。

図書館事業としての「気候変動学習」の必要性、重要性の指摘もありました。異常な高温、水害に見舞われている今年に限らず、気候の大きな変動についての学習は防災の面からも重要な課題です。事務局からは8月1日になぎさ小学校、砂防事務所と図書館が連携して防災学習を行う予定について説明されました。協議会の翌日に実施されたこの学習会、どんなものになったのでしょうか。この試みが多くの学校で実施されるようになるといいですね。

③(仮称)新三宮図書館整備検討会、(仮称)進西図書館整備検討会について
既に第一回が開催された両検討会の報告がありました。委員からは神戸市の中で図書館が占める位置(果たす役割)を考えたうえでそれぞれの図書館について検討されることを期待するとのお話がありました。


<協議内容>
・平成29年度神戸市立図書館事業評価について
・第5期図書館協議会内容について


①図書館事業評価について
あらかじめ委員それぞれから評価内容が提出されています。その中で委員間の評価が分かれた2項目について協議されました。

国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービスは、他自治体の図書館の多くで印刷可能となっているが、神戸市では閲覧のみで印刷不可となっている点について、事務局に説明が求められました。利用規約で印刷は職員がすることになっているが、プリンターの設置場所と職員負担の点から、印刷不可にしているとのことでした。
国会図書館が認めている印刷が図書館側の理由によりできないのは神戸市の取組の弱さを示すものであり、このサービスの趣旨、神戸市民の情報基盤としての図書館の役割をを理解し、利用者の立場から印刷可能とするようにと委員が指摘されました。図書館は今後検討してくださるとのことでした。

②図書館企画行事について
参加者の人数が少ないとの意見があり、評価が分かれましたが、図書館の行事は参加者の人数だけでは測れないことも多く、多様なイベントを企画実施していることは評価できるとの意見が多く出されました。広報の仕方について工夫と努力が必要との点については委員、図書館とも意見が一致しました。

③第5期協議会内容のまとめについて
事務局がこれまでの協議された内容をまとめた文章を読みあげ、確認しました。
委員から、「書店・出版界と図書館との関係について」これだけまとまった内容が示されたことはないのではないかとの見解が示されました。公開されましたら、皆さんもどうぞご覧になってください。
また、今秋、図書館と神戸市の書店、出版社との連携行事が企画されていることがわかりました。協議会での議論を踏まえた早速の企画、楽しみです。


協議最終版に、図書館での漫画の扱いについての意見が交わされました。すぐれた漫画があることは委員皆さんが認めていらっしゃいますが、特に小さい人たちの言葉からのイメージ習得への影響という点について意見が分かれたように思います。
幼児期にこそ視覚からイメージを読み取る能力をつける必要があるとの意見の一方、視覚への刺激が強すぎ言葉を読み取ることへの影響を懸念するという意見がありました。時間がなく、答えが出たわけではありませんが、来期以降、この課題についても議論が深まることに期待したいと思います。


10年の長きにわたり会長を務められた安原先生はもとより、委員の皆さまにはお礼を申し上げます。ありがとうございました。


第5期第4回神戸市立図書館協議会

図書館協議会の傍聴記録です。

日時:平成30年3月27日(木)13時~15時40分
場所:神戸市立中央図書館4階研究室
出席委員:8名
傍聴:4名

昨年11月に開催予定だった協議会ですが、都合により延期され3月末の開催となりました。
年3回しかない協議会が2回になってしまい残念です。
とはいっても、通常より長い3時間を予定し(実際にはそれより早く終了しましたが…)、協議の時間をしっかりとろうと考えてくださっていることは受け止めなければなりませんね。

いつもは報告事項からはじまりますが、この日は協議から。

協議事項
図書館と書店・出版界との連携について
事務局が用意した資料とは別に、委員の先生が多くの資料を配布してくださいました。毎回、私たち傍聴している者にとっても有意義な資料を配布してくださり、感謝しています。

前回までの協議内容を確認したあと、委員から「そろそろ具体的な方策を示しませんか」と提案がありました。
神戸市内でも次々と書店が閉店している現状を踏まえ、図書館と書店・出版界が協力して読書環境を守ろうというのが、連携を協議している主旨です。これまで数回の協議会を費やして現状把握をしてきたわけですから当然のご提案だったかと思います。

さまざまな図書館ですでに始まっている書店や出版社との連携です。実は神戸市立図書館でも作家や出版社の編集者を招いて講演会や講座を開くなどしており、いずれも好評でした。これを単発で終わらせず、しっかりと図書館利用に結び付けていくための方策が必要です。

複数の委員から具体案が示され、公募委員のお一人は編集者を招いての講座を受講して新たな読書につながったことをお話しくださいました。もう一人の公募委員からは子育て支援と関連した提案がありました。
図書館側からも、実現するかどうかは別として、出版・書店を含む「本の流れ」をシリーズ化して講座にしたいという考えを持っていることが話されました。図書館としては公共性、公平性を大事にしたいので、出版社や書店を選ぶ手続きの公平性ををどうするかが課題とも。
また別の委員からは、書店との連携が図書館の利用にどう結びつくのかわからないという率直な意見もありました。

ところが! 委員からも図書館からもこれだけ具体案が出ているのにまとめる方向には進まなかったのです。課題も疑問も出されましたが、そのことを深く掘り下げることもありませんでした。「一度やってみませんか」と何度も発言があったのですが、どういうわけかスルーされてしまいました。
具体案と言っても協議会で企画をしてくださいというのではありません。図書館としても課題があるなかでも連携が必要と考えていらっしゃるのは確かですから、何らかの方針を示し、図書館の後押しをしてくださると思っていたのですが…。書店や出版社との連携に疑問や問題があるというのなら、そのことを協議会委員で共有するべく、話し合うということが必要だったのではないでしょうか。

いつものように発言は多く、共感するところもたくさんあったのですが、最後まで言ってみただけ感が残る議事進行が残念でした。

続いて
報告事項
①29年度図書館事業について
利用実績、事業実績は1月末までのもの
事業評価案もここまでのものなので、委員は持ち帰って検討する
協議会による図書館評価は29年度実績が出そろってから

②30年度予算について
・西図書館と三宮図書館の基本計画策定にそれぞれ1,000千円
 西図書館は美賀多台に移転。文化芸術ホールとの一体的整備

・蔵書の更新に30,000千円
 資料費150,000千円とは別に傷んだ蔵書を買い替える予算。他の図書館ではこのような蔵書更新のための予算を別枠でとることはないとのこと。
 すでに西・垂水図書館の蔵書更新費用として10,000千円が29年度補正予算で出ている。

③ネットモニターアンケートと市民満足度調査について
・課題であった図書館を利用していない層へのアンケートとして、神戸市ネットモニターアンケートを実施


次回は具体的な方向が示されるような協議をしていただけるよう期待しています。



第5期第3回神戸市立図書館協議会

図書館協議会を傍聴しました。

日時:平成29年7月20日(木)10時~12時
場所:神戸市立中央図書館4階研究室
出席委員:8名
傍聴:2名

前回の図書館協議会(3月23日開催)は傍聴できず、湯浅先生のミニレクチャーを聞けなくて残念でした。
図書館ネットとしては、他のメンバーが傍聴し機関紙「神戸・図書館ネットワーク」に報告記事を掲載していますが、ブログには報告が書けませんでした。ごめんなさい。

今回から委員となられた方々がいらっしゃることから、自己紹介からはじまりました。和やかな感じです。

事務局からの報告
平成28年度利用実績および29年度利用見込み
 「おきしお基金」からの助成が昨年で終了し、図書購入費が2900万円の減額となっているため、購入図書数見込みが減っているとの説明。
 経常予算としての図書購入費は減額されることなくほぼ横ばい。
 委員から雑誌の購入についての質問。購入数は減らさない方針との回答あり。

議事
①28年度神戸市立図書館事業評価について
 目標と計画に基づいた実施事業に関しての図書館自己評価について、前回協議会で協議会として意見を述べ評価されたものを一覧として示された。ほぼすべてA評価。委員自身から「ちょっと甘いかな」との声が漏れた。

事業評価の議事のなかで、学校図書館支援に関連した話題が出ました。
委員から、学校図書館に関して先生方の理解がない、学校図書館の活用しきれていないとの指摘がありました。小学校の校長先生でもある委員からは、先生方の忙しさについての話もありました。
学校司書配置を担当した職員から、「学校図書館活用神戸モデル」を作成していることなどの説明されました。

学校図書館に関しては、先生の理解が進むかどうかが課題であることは、私たちも当初から言ってきました。教育委員会の皆さんはその点を十分承知しておられ、研修会や報告会など開催し学校図書館を活用した授業の具体例を先生方に知っていただく機会をつくっていらっしゃいます。

委員から、公共図書館として学校図書館を支援するには、教員に対するサービス(支援)があったらいいのではないかと意見が出ました。学校図書館法にも触れ、学校図書館が教員へのサービスも使命としていることを再確認されました。


②29年度の図書館事業計画について
 それぞれの事業に対して、目標と行動計画と評価のポイントが示された。 

 委員から「そろそろ電子書籍の導入を計画に入れてはどうか」との意見。
 それに対し図書館側から「電子書籍の形式についてはまだ流動的であるが、図書館職員が電子書籍トライアル(TRC―DL、Over Drive)を実施。ディスカバリーサービスについても体験予定におしており、慎重に検討している」との回答。

 今後高齢者が増え障がい者サービスが一般化すると予想される中、1年ごとの目標だけでなく、20年30年先を見据えた目標設定が必要との意見あり。

③図書館と書店・出版界との連携について
 前回協議会で出た意見をまとめ、次のような基本的なスタンスが示された。
 書店・出版関係者との情報交換会などの関係性を構築
 連携を市民に明示し、本を読んでほしい、買ってほしいというメッセージを双方が伝える 

 より具体的な「しかけ」についての例示もあり、委員からは市民に連携を伝える方法の提案や、「買う」と「借りる」の融合した新たな仕組みづくりの提案があった。
 また湯浅先生から資料配布と説明があった。

その他
 三宮図書館の利用者アンケートについて
 神戸市立三宮図書館移転に係るコンサルティング業務委託の一部として実施されたアンケート・ヒアリング調査の報告があった。
 
 委員からは、アンケートからわかる三宮図書館の利用者の特徴を踏まえ、ビジネス支援の高度化とともに、高齢の利用者に向けての生活支援くつろげる場としての図書館の提案があった。



神戸市立三宮図書館移転に係るコンサルティング業務委託、受託しているのはアカデミック・リソース・ガイド(ARG)です。
昨年3月に図書館ネット主催の講演会で講師をしてくださった岡本真さんの会社です。

講演会の様子はこちらをどうぞ
講演会「未来の図書館はじめませんか」ご報告

岡本さんのお話はここでもお聞きしました。2年半も前ですね。
「図書館×書店」の未来を探る著者トーク

岡本さんに初めてお会いしたのは10年以上前のことになるかな。たぶん岡本さんは覚えていらっしゃらないでしょうけど…。

誰からも何も聞いていないけど、三宮図書館の移転についてはきっと岡本さんのARG社が関わってくださるのではないかと思っていました。なんとなくの勘でしたが、当たっていましたね。



 
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