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(仮称)新三宮図書館整備検討会(第1回)傍聴

連日の猛暑の中、傍聴にいってきました。
(19日には(仮称)西図書館整備検討会(第1回)が開催されましたが、私は傍聴できませんでした。他の会員が傍聴していますので機関紙には報告記事掲載の予定です。)

(仮称)新三宮図書館整備検討会(第1回)
日時:平成30年7月23日(月)12:30~14:30
場所:中央図書館研究室

委員の方は5名。うち3名がご出席でした。
お一人は急な体調不良でご欠席、あとお一方はご都合がつかなかったようです。
「アドバイザーとして、有識者1名を調整中」とのことでしたが、調整がつかなかったのかいらっしゃいませんでした。

傍聴者は5名。三宮地区再整備にかかわる業者さんも来ていらっしゃいました。

さて、中井孝幸先生(愛知工業大学工学部建築学科教授)を会長とする検討会がはじまりました。

事務局から配布資料についての説明がありました。神戸市立図書館の概要やアンケート・ヒヤリング調査報告書、パブリックコメントの内容、バスターミナル整備の基本計画などの資料です。
(配布資料については、今のところHPには公開されていませんが、議事録と共に公開されることと思いますので、公開されましたらご覧ください。)

まずは、三宮図書館の現状と課題を把握するところからです。そのあと、三宮という立地での図書館の役割パブリックコメントやアンケートから見えてくる要望、そして新三宮図書館がどのような図書館を目指すのかへと議論が進んでいきました。

アンケートからは他の区の在住者の利用も多く、市外県外の利用者もいることがわかります。他の地区館とは異なる傾向です。
曜日による利用者層の違いについて委員から質問がありました。アンケート調査報告では土日と平日の利用者の違いが判りません。これについては、事務局がアンケートの生データから曜日ごとの利用者層を割り出すことになりました。

アンケートからは60代以上の高齢者が約半数との結果が出ていますが、三宮図書館ではビジネスマンの利用が多いとの報告もあります。私の肌感覚でも三宮図書館は他の地区館とは異なるのではないかと感じます。
アンケートが全来館者に配布されているわけではないことから、回答してくれた方に高齢者が多いということがあるのかもしれないと、委員から意見がありました。
実際に三宮図書館のカウンターにいる職員はどう感じているのか、聞いてみたい気がします。現場にいるとよくわかるのではないかと思います。

また会社員、公務員など有職者の利用が多いのが特徴ですが、それはビジネス資料の利用なのか、ビジネスマンが利用しているということなのかという質問がありました。

現在の三宮図書館の特徴をきちんと把握したうえで、新しい三宮図書館のあり方を考えるのは当然のことながら、その把握の仕方によっては方向性が変わることも考えられます。アンケートと一口に言っても設問のあり方や統計の方法で実像をうまくとらえられないこともあります。ずいぶん規模が違いますが私たちがかつてアンケート調査をした折にも痛感したことでした。

仕事帰りや買い物のついでに立ち寄る人が多い図書館だということは、多くの人が集まりやすい行きやすい図書館であることから図書館体験のきっかけになる図書館であり、そのことを種にして、地域の図書館の日常的な利用者になってもらえるのではないかという委員のお話には大いに頷きました。三宮図書館に各地域館へ誘う仕掛けがあればいいというご意見はぜひとも取り入れていただきたいものです。

それと関連して、観光客を対象にしたサービスも必要だが、市民へのサービスの充実が肝心だというお話もありました。観光に関しては、もう一歩踏み込んで神戸の歴史や文化を掘り下げて紹介できるようなサービスをすれば、観光客だけではなく、神戸市民へのサービス充実になります。パブリックコメントにも同じようなご意見がありました。

「買い物ついでに図書館に」から「図書館に行くついでに買い物に」となるような、来館の動機づけとなる付加価値をつけることが重要であり、それは高度なサービスをということだけではなく行きたくなる空間を創出することだとのお話は、今まで図書館と無縁だった市民が図書館に足を運び、図書館を体験してもらうことになるということなのだと思いました。

館長から新しい三宮図書館の面積は1500㎥を希望したいとのお話がありましたが、こうありたいと望む図書館を実現するためには到底広さが足りません。会長から「屋外スペースをうまく利用することも考えて、少しでも広さを取ってきてください」と声がかかりました。館長、頑張ってください!


委員の出席は少なかったのですが、さまざまな観点からの議論がなされた充実した検討会でした。
会長のお話の中で、とくに印象に残ったことを最後に記します。

・要望が上がっていないからと言って無視していいわけではない。現在受けていないサービスへの要望は出てこないものだ。その点に留意しなければならない。
・新三宮図書館についての検討会ではあるが、神戸市全体としてどのようなサービスをするのかがはっきりしなければ、その中で三宮図書館がどのような役割を果たすのかは決まってこない。


検討会終了後、委員の先生方にご挨拶をしたとき、会長が「一緒にいい三宮図書館をつくりましょう」とおっしゃってくださいました。本当に心強く感じました。


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