貴重資料デジタルアーカイブズのインターネット公開開始!

昨日、神戸市立中央図書館は「貴重資料デジタルアーカイブズ」をインターネット上に公開しました。

神戸市立中央図書館貴重資料デジタルアーカイブズ

所蔵している貴重資料のうち、郷土に関する絵図や錦絵・古文書、また昭和13年の阪神大水害の被災状況のスケッチや写真などを
平成18年度文部科学省「社会教育活性化21世紀プラン」事業としてデジタル化を行い、館内端末での公開とともにCD-ROMを作成して出前講座などで活用してきました。今回地域活性化交付金を使ってインターネット公開が実現しました。

館内端末で何度も閲覧して、是非多くの方に見ていただきたいとネットでの公開を待っていました。
個人的には特に「神戸市大水害スケッチ」に圧倒されます。これは昭和13年に起きた阪神大水害の直後から、神戸市初等教育研究会図画部の教員23名によって描かれた被害状況のスケッチ213枚で、教員たちのなんとしても後世に残そうとする思いが画面からも伝わってきます。

谷崎潤一郎の「細雪」にも登場する阪神大水害ですが「神戸市大水害写真」とともに見ることで、水害の大きさが実感されます。

一般向けと、小・中学生学習向けの2つの入口が用意されています。小・中学生向けの方は解説も丁寧で工夫がされていて、大人でも使いやすいのではないかと思います。

順次公開点数を増やす予定になっているとのことです。


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No title

神戸大水害スケッチ、私も凄く印象深い大作として、またまたそれぞれの情景描写が生々しく感じられて、すぐに思い浮かべる事ができるものです。

確か、北区民センター1階の展示場で、思いがけず展示されているのを見たのが、実寸大を初めて見た体験であったと記憶しています。すごい衝撃でした。

ちょうど今、「震災記録を図書館に」という、東北の各図書館と神大図書館も呼びかけ人になられたポスターが来ていました。復興と同じくらい、災害の記録を残すことは大切なことと、他のことでも、考えさせられていたところで、この水害絵図も、まさしく、そういった資料なのだと改めて感じていたところでした。

Re: No title

> 確か、北区民センター1階の展示場で、思いがけず展示されているのを見たのが、実寸大を初めて見た体験であったと記憶しています。すごい衝撃でした。

本物の持つ力ですね。保存の問題もあり、実物の展示はなかなか難しいでしょうが、本物に出会う機会があればと思います。

> ちょうど今、「震災記録を図書館に」という、東北の各図書館と神大図書館も呼びかけ人になられたポスターが来ていました。

「図書館共同キャンペーン」ですね。新聞に載っているのを見ました。
http://www.library.tohoku.ac.jp/shinsaikiroku/

   図書館は震災記録を収集しています。
   図書館は永久に保存します。
   図書館は震災記録を公開し後世に伝えます。

やっぱり図書館ってすごいです。
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