「読書会コーディネータ養成講習会」受講報告

全国6ヶ所で開催中の講習会の4回目が神戸であるということで受講してきました。

日時:9月8日(土) 10時~16時
会場:兵庫県立のじぎく会館
講師:長尾幸子氏(山口県立厚狭高等学校司書教諭)

「この講習会は、理論と実習等により知識・技能・ノウハウ等を身に付けた読書会コーディネータを養成し、読書会を広く普及することを目的としています。」

と案内にあるように、午前中は読書会の理論、午後からは自習というプログラムでした。
参加者は36名。そのほとんどが学校司書。司書教諭のみなさんも多く参加されていました。大学生や一般市民、私のようなボランティアも参加もありました。

まず、山口県長南地区合同読書会の実践報告がありました。
12回目となる今年8月の読書会では地区の高校9校から生徒をはじめ教職員、卒業生、大学生、社会人など60名もの人が集まったのだとか。
前任校である大嶺高校から始まった合同読書会は、現在の勤務校である厚狭高校の夏休みの行事として定着しているそうです。

読書会がこのように続いているのは、やはり多くの人と読書体験を共有することに大変な魅力があるからなのでしょう。
長尾先生は「読書会は読書体験による感動体験の表現と交流の場」だとおっしゃいます。ひとりで本を読むことも素晴らしい喜びをもたらしますが、読書による感動を誰かと伝え合うことでより読書の楽しみは増します
読書会の意義は、まさにそこにあるといえます。


実際の読書会の様子をお聞きしたあと、実際に読書会を開く手順をうかがいました。
読書会の形式の種類、本の選定の仕方、日程の決め方に始まり、主催者の役割分担や準備の方法、当日の話し合いのための資料の作り方や、感想文集の発行に至るまで、丁寧に教えていただきました。
また、多くの実践例についても詳しくご説明いただきました。


午後からの3時間は、実習です。
テキストは石田衣良さんの短編「夕日へ続く道」です。
参加者を4つのグループにわけ、最初の30分でそれぞれがテキストを読みます。
読み終わったら、あらかじめ用意してくださっていた「話し合う内容」に沿って各自の感じたことを述べ合います。
初めて読んだ作品、初めてお会いした皆さんとは思えないくらい話がはずみました。話し合う内容が示されていることで、最初から参加者全員が発言に戸惑いがなかったようです。
話し合っているうちに最初の印象が変わっていき、より深く作品や登場人物を理解していけたように思います。
(司会者をじゃんけんで決めたのですが、その方が上手に話し合いを進めてくださったことも助けになりました)

最後に各グループの話し合いの内容を発表しあい、さらに質問も出て自分たちのグループでは気づかなかったことにも気づけました。

私自身は高校時代にも読書会の経験があり、大人になってからも何度か読書会に参加してきました。読書会の形式はその時々によって違っていましたが、ひとりの読書とは違う楽しさがあります。
この楽しさを多くの方に知っていただきたいと思います。


図書館ネットで開きたいと考えている読書会。前日の例会で出たメンバーの意見と、この講習で勉強したこと体験したことを踏まえて企画を練りたいと思います。

このような機会を与えてくださった全国学校図書館協議会関係者と講師の長尾先生に感謝しつつ・・・。


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