アロマの件で~その後の対応~
神戸市立図書館のうちTRCさんが指定管理業者となっている地区館7館で始まったアロマサービスについて、中央図書館とお話を重ねて、その都度このブログでご報告してきました。
最後にご報告したのは下記エントリーで、5月21日の面談の様子を書きました。
8月8日の「図書館員さんとの交流会」の最後に図書館ネットからの質問に答えて、現在のアロマサービスの状況概略を教えていただきました。
・毎週火曜日と金曜日をアロマデーとする
・子ども対象の行事の際は休止する
・噴霧機器は児童コーナーから離れた場所に移動させる
・夏休み期間中は18時まで休止する
実は、7月24日付図書館ネット代表あてメールで対応状況をもっと詳細にお知らせいただいていましたが、ホームページ等での公表がなく、図書館協議会でも報告がありませんでしたので、図書館ネットから皆様にお知らせすることは控えていました。
交流会後に、図書館ネットからお知らせすることをご了解いただきましたので掲載いたします。
7月15日までに対応済みとのことです。
>>以下、中央図書館より図書館ネットにお知らせいただいた内容<<
① 入り口付近での機器の設置は行わない。また、児童コーナーからはできるだけ離す。
② 香りがこもらないように調整を行う。
③ 子供向けの行事実施日には休止する。
④ 夏休み期間の日中は停止する。
⑤ 再度アンケートを実施する。
⑥ エアアロマを実施する日を最大で火曜・金曜の週2日まで
(土日は実施しない) とする。
※・エアアロマについての情報を館外、館内にて利用者にわかりやすく示す。
・アンケート結果の詳細を開示し、神戸市立中央図書館へ報告する。
・7月29日(火)~8月5日(火) アンケートを行う。
補足といたしまして、移設先は以下のとおりです。
三宮図書館:
再設置前 : 入口直近の左横 設定
再設置場所: 新刊紹介コーナー棚横
新長田図書館:
再設置前 : 入口直近の左横 設定
再設置場所 : 中央柱横付近
西図書館:
再設置前 : 入口直ぐ右手 設定
再設置場所: わが街コーナー付近
垂水図書館:
再設置前 : 入口左横
再設置場所: 右奥、新聞棚、横付近
須磨図書館:
再設置前 : 入口左横
再設置場所: 一般開架中央付近
灘図書館:
再設置前 : 入口右中央付近
再設置場所: 雑誌・新聞コーナー付近
東灘図書館:
再設置前 : 入口横
再設置場所: カウンター横、記載台付近
>>>>ここまで<<<<
実施状況について利用者に分かりやすく知らせるとの点について、7月30日以降にいくつかの地区館で確認したところ、館外掲示がされていないところがありました。機器設置場所についての案内はありません。
アロマを避けなければならない利用者にきちんと情報が届くように、ホームページ等での広報をしていただくことと、図書館に入る前に実施状況がわかる掲示をしていただくことは、最低限していただきたいこととしてお願いしていたので、何とも残念です。
また7月29日から8月5日まで実施しているはずのアンケートですが、私が訪れた限りでは実施している様子Hありませんでした。中央図書館に確認したところ、TRCさんは、終日ではなく時間を区切っての実施だと答えているそうです。
どのようなアンケートをどの時間帯にどんな形でおこなっているのか、中央図書館も知らない(!)のだそうです。あれれ???
上記の対応がされるまでの経緯がちょっとややこしいのですが…
5月21日の面談の後、中央図書館から「お話ししたいことがある」と連絡を受け、6月1日に図書館ネット2名でお訪ねしました。お話はアロマサービスについて”中央図書館からTRCへの提案内容”の説明でした。
噴霧機器の設置場所を変更し、アロマデーを設ける方向で、TRCと話し合う。いったん対処方法が決まっても、引き続き利用者の意見をアンケート等で聞き検討を続けるとのことでした。あくまでも”中央図書館からの提案”で決定権はTRCさんにあるようです。なにか釈然としません。中央図書館とTRCが提案のしあいっこをしているようで、市立図書館として(あるいは公共施設として)の判断はだれがするのかなと感じました。
そのあと、どうなったのか長らくご報告をいただけなかったのですが、代表から別件の問い合わせ(アロマ関連ではありますが…)への回答メールで、上記対応内容をお知らせくださいました。6月1日にお聞きした”中央図書館からの提案”どおりになったようです。
全日アロマサービスを実施していたのが、水曜と土曜は休止するということになった時にも、今回火曜と金曜をアロマデーにして他の日は休止することになった時にも、図書館ネットには知らせてくださいますが、利用者全般への広報はありません。地区館がそれぞれA4サイズの掲示はしていますが、図書館を訪ねた人が入館する前にその掲示物に気づくのは難しいと思います。
実際、アロマが休止されている日があるのを知らないで、アロマデーに図書館に行って重い症状が出た人もいらっしゃいます。私自身は夏休みの日中アロマを休止していることを知り、3か月ぶりに最寄りの図書館に出かけることができました。
しっかりと広報してくだされば、アロマデーを避けることができますし、図書館に行くことを我慢せずにすむ人がいます。
図書館ネットメンバーは、しっかり広報して市民に説明し、意見を寄せてもらってはどうかと中央図書館に申し上げましたが、TRCさんの提案なので明らかに危険であるとの知見がなければ休止を指示することはできないのだそうです。
今回の対応についても、中央図書館の指示ではなく、あくまでも提案にTRCが応えてくれたということなのだとか。
「概ね好評」なのだと聞いていますが、「いやだ」「やめてほしい」との声も私たちのところには届いていますし、その一部は各図書館、中央図書館に届いています。
私たちが最初からお願いしているのは、まずは利用者に知らせること。そして広く意見を聞くことです。そのうえで市立図書館として検討してほしいのです。
図書館ネットは神戸市立図書館にお話ししお願いしてきましたが、私たち利用者がお願いすべきはTRCさんという指定管理業者なのか、神戸市立図書館なのか、どちらなのでしょう。よくわからなくなってきました。
中央図書館ならびにTRCさんが図書館ネットの話に対応してくださっていることにはお礼申し上げます。
でも、本当に市立図書館がどうあるべきかを考えるのは市民です。まずは現状を市民に知らせ、広く市民から意見を聞いていただくわけにはいかないのでしょうか?
最後にご報告したのは下記エントリーで、5月21日の面談の様子を書きました。
8月8日の「図書館員さんとの交流会」の最後に図書館ネットからの質問に答えて、現在のアロマサービスの状況概略を教えていただきました。
・毎週火曜日と金曜日をアロマデーとする
・子ども対象の行事の際は休止する
・噴霧機器は児童コーナーから離れた場所に移動させる
・夏休み期間中は18時まで休止する
実は、7月24日付図書館ネット代表あてメールで対応状況をもっと詳細にお知らせいただいていましたが、ホームページ等での公表がなく、図書館協議会でも報告がありませんでしたので、図書館ネットから皆様にお知らせすることは控えていました。
交流会後に、図書館ネットからお知らせすることをご了解いただきましたので掲載いたします。
7月15日までに対応済みとのことです。
>>以下、中央図書館より図書館ネットにお知らせいただいた内容<<
① 入り口付近での機器の設置は行わない。また、児童コーナーからはできるだけ離す。
② 香りがこもらないように調整を行う。
③ 子供向けの行事実施日には休止する。
④ 夏休み期間の日中は停止する。
⑤ 再度アンケートを実施する。
⑥ エアアロマを実施する日を最大で火曜・金曜の週2日まで
(土日は実施しない) とする。
※・エアアロマについての情報を館外、館内にて利用者にわかりやすく示す。
・アンケート結果の詳細を開示し、神戸市立中央図書館へ報告する。
・7月29日(火)~8月5日(火) アンケートを行う。
補足といたしまして、移設先は以下のとおりです。
三宮図書館:
再設置前 : 入口直近の左横 設定
再設置場所: 新刊紹介コーナー棚横
新長田図書館:
再設置前 : 入口直近の左横 設定
再設置場所 : 中央柱横付近
西図書館:
再設置前 : 入口直ぐ右手 設定
再設置場所: わが街コーナー付近
垂水図書館:
再設置前 : 入口左横
再設置場所: 右奥、新聞棚、横付近
須磨図書館:
再設置前 : 入口左横
再設置場所: 一般開架中央付近
灘図書館:
再設置前 : 入口右中央付近
再設置場所: 雑誌・新聞コーナー付近
東灘図書館:
再設置前 : 入口横
再設置場所: カウンター横、記載台付近
>>>>ここまで<<<<
実施状況について利用者に分かりやすく知らせるとの点について、7月30日以降にいくつかの地区館で確認したところ、館外掲示がされていないところがありました。機器設置場所についての案内はありません。
アロマを避けなければならない利用者にきちんと情報が届くように、ホームページ等での広報をしていただくことと、図書館に入る前に実施状況がわかる掲示をしていただくことは、最低限していただきたいこととしてお願いしていたので、何とも残念です。
また7月29日から8月5日まで実施しているはずのアンケートですが、私が訪れた限りでは実施している様子Hありませんでした。中央図書館に確認したところ、TRCさんは、終日ではなく時間を区切っての実施だと答えているそうです。
どのようなアンケートをどの時間帯にどんな形でおこなっているのか、中央図書館も知らない(!)のだそうです。あれれ???
上記の対応がされるまでの経緯がちょっとややこしいのですが…
5月21日の面談の後、中央図書館から「お話ししたいことがある」と連絡を受け、6月1日に図書館ネット2名でお訪ねしました。お話はアロマサービスについて”中央図書館からTRCへの提案内容”の説明でした。
噴霧機器の設置場所を変更し、アロマデーを設ける方向で、TRCと話し合う。いったん対処方法が決まっても、引き続き利用者の意見をアンケート等で聞き検討を続けるとのことでした。あくまでも”中央図書館からの提案”で決定権はTRCさんにあるようです。なにか釈然としません。中央図書館とTRCが提案のしあいっこをしているようで、市立図書館として(あるいは公共施設として)の判断はだれがするのかなと感じました。
そのあと、どうなったのか長らくご報告をいただけなかったのですが、代表から別件の問い合わせ(アロマ関連ではありますが…)への回答メールで、上記対応内容をお知らせくださいました。6月1日にお聞きした”中央図書館からの提案”どおりになったようです。
全日アロマサービスを実施していたのが、水曜と土曜は休止するということになった時にも、今回火曜と金曜をアロマデーにして他の日は休止することになった時にも、図書館ネットには知らせてくださいますが、利用者全般への広報はありません。地区館がそれぞれA4サイズの掲示はしていますが、図書館を訪ねた人が入館する前にその掲示物に気づくのは難しいと思います。
実際、アロマが休止されている日があるのを知らないで、アロマデーに図書館に行って重い症状が出た人もいらっしゃいます。私自身は夏休みの日中アロマを休止していることを知り、3か月ぶりに最寄りの図書館に出かけることができました。
しっかりと広報してくだされば、アロマデーを避けることができますし、図書館に行くことを我慢せずにすむ人がいます。
図書館ネットメンバーは、しっかり広報して市民に説明し、意見を寄せてもらってはどうかと中央図書館に申し上げましたが、TRCさんの提案なので明らかに危険であるとの知見がなければ休止を指示することはできないのだそうです。
今回の対応についても、中央図書館の指示ではなく、あくまでも提案にTRCが応えてくれたということなのだとか。
「概ね好評」なのだと聞いていますが、「いやだ」「やめてほしい」との声も私たちのところには届いていますし、その一部は各図書館、中央図書館に届いています。
私たちが最初からお願いしているのは、まずは利用者に知らせること。そして広く意見を聞くことです。そのうえで市立図書館として検討してほしいのです。
図書館ネットは神戸市立図書館にお話ししお願いしてきましたが、私たち利用者がお願いすべきはTRCさんという指定管理業者なのか、神戸市立図書館なのか、どちらなのでしょう。よくわからなくなってきました。
中央図書館ならびにTRCさんが図書館ネットの話に対応してくださっていることにはお礼申し上げます。
でも、本当に市立図書館がどうあるべきかを考えるのは市民です。まずは現状を市民に知らせ、広く市民から意見を聞いていただくわけにはいかないのでしょうか?
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