講演会「学校司書って、こんな仕事」に行ってきました。

三田学校図書ボランティア連絡会主催の講演会です。
代表の山内さんにお誘いいただき、メンバー2名で行ってきました。

2014年11月16日
三田市ウッディタウン市民センターにて

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講師は豊中市立第一中学校司書今野千束さんです。今野さんは経験豊かな学校司書さんで、お話がとてもお上手! 優しくもあり、力強くもあり、こんな司書さんがいる学校図書館なら毎日通ってしまいそうです。(司書さんがいない学校図書館にだって通い詰めていた私ですもの。。。)

神戸新聞に講演会の様子が掲載されています。
「公教育の充実へ学校司書配置を」 三田で講演会(神戸新聞NEXT)

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混同されやすい司書教諭と学校司書を学校図書館法の成立のところから説明。ここを把握できないと、学校図書館のことは理解できません。堅苦しくなりがちな内容ですが、今野さんの明るいお人柄のためでしょうか、すんなりと頭の中に入ってきます。

実際のお仕事については、毎日の仕事、毎週・毎月必要な仕事…と頻度に分けて詳しく解説してくださいました。
これが本当にわかりやすかった! 毎日の貸し出しや授業のサポートなどはイメージがわきやすいけれど、頻度は少なくても重要な仕事がたくさんあるのに、それはなかなか表には出てこないものです。
特に印象に残ったのは司書教諭と一緒にする「図書館運営方針の提案」でした。3月にはまだ学校自体の方針が固まっていないので、4月に入ってからしかできず、しかも始業式にはすでに決まっていないといけないのです。雇用期間が始業式からというのではできません。本当に学校司書が役割を果たすためにはこういういことも考慮されないといけないのですね。
学校図書館問題研究会作成のパンフレットも使って丁寧にお話しくださいました。

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ブックトークの実演のテーマは「図書館」
この日のために準備してくださいました。本を紹介しながら「利用者の秘密を守ること」や「図書館の自由に関する宣言」の説明が入ります。先日のこうべ子ども文庫連絡会主催講演会の講師、福本友美子さんの「図書館のトリセツ」も紹介されました。

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このような仕事をきちんとこなすためには、「専任・専門・正規」が重要な条件です。正規職員となるには「職員定数条例」の改正という議会の壁があることもよくわかりました。
学校図書館の使命は「格差の再生産を阻止すること」と明言。学ぶ機会、情報を得る機会が保障するのが公教育の義務だとも。利用者の個人情報に触れる学校司書に民間委託はなじまないという点も具体的なお話があり、大きくうなずきながらお聞きしました。

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神戸市の状況の説明で「市民の努力もあって、事前研修もあるんです!」と紹介してくださいました。私たちが教育委員会にお願いしたことはたくさんあり、その多くを実現させてくださっています。お願いした以上だと感じているほどです。感謝しています。しかし神戸の学校司書配置は始まったばかり。これからは実際の現場で数々の課題が出てくるはずです。今野さんは市民からの声が必要とおっしゃっています。私たちはこれからも声を上げ続け、協力していきたいと思います。

そのためにも、勉強しなくては…というわけで、今野さんも執筆者のお一人である「学校司書って、こんな仕事」(学校図書館問題研究会編)を購入しました。

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(右はパンフレットです)





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