第12回KOBE教育フォーラムに行ってきました

市民、保護者、教職員等が一堂に会し、神戸の教育実践の成果を発表し、交流し合う場として平成16年度から開催されている「KOBE教育フォーラム」
第12回となる今回のテーマは
「神戸発の先端技術~科学技術人材の育成に向けて~」

8月17日(月)、神戸市総合教育センターで開催され、午前中は全体会、午後からは分科会。
私は残念ながら午前中のみの参加でした。
図書館ネットの数人が午後の分科会にも参加しているので、次回例会で報告を聞きたいと思っています。

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全体講演の講師は次のお二人。
株式会社アシックス 執行役員 スポーツ工学研究所
 所長 西脇剛史氏
<安全にスポーツを楽しむためのものづくり>
さまざまな製品の中から特にランニングシューズを取り上げて詳しく説明してくださいました。
ランニングの動作分析の結果から定量的な評価を求め、それに基づいた設計をするというシューズづくりの流れがよくわかりました。
日本と海外のスポーツ文化の違いにも触れたうえで、正しいランニングシューズの選び方も教えていただきました。
環境に配慮したスポーツシューズの例として、電子レンジで温めることで簡単にアッパー部分とソール部分に分離できるシューズの紹介もありました。
廃棄するときのことまで考えたものづくりの考え方に感銘を受けました。


国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究機構
 機構長 平尾公彦氏
<スパコンで何がわかるか?>
スパコンというとなんだか遠い存在のように思っていましたが、数多くの具体的な例を紹介くださったことで、より身近なものに感じられるようになりました。
「京」が実現しているのは、ゲリラ豪雨の予測であり、地震や津波のシミュレーションであり、超新星爆発の再現であり、画期的な新薬の開発であり…。あまりに多岐にわたっているため、「スパコンはすごい!」と感じるのが精いっぱいです。(これでは、せっかく説明してくださった甲斐がないですよねぇ)
計算式の係数を変えることで、過去も未来も見ることができるのがスパコン。それだけは理解しました。(具体的には何もわかっていませんが…)
最後に「入試では子どもの持っている能力は測れない」(という意味のこと)をおっしゃったことが印象に残っています。


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講演に先立ち、教育委員会指導課の方から神戸市の理数教育の取組みとして神戸SSS推進事業についての報告がありました。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協定を締結し、学校教育と社会教育の両分野で平成26年度から進めている事業です。
社会教育分野ではバンドー神戸青少年科学館を関西におけるJAXA発信拠点としてさまざまなイベントを開催しているそうです。

学校教育分野では次の事業を展開しています。
1.宇宙教育事業  
2.先端科学や先端技術にふれるモデルコースの開発と実践
3.Science Contestの実施
4.中学校理科副読本「Science & Technology in Kobe」の作成
5. 神戸サイエンスビジュアルデータベースの開発

この夏休みには、すでにScience ContestとJAXA筑波宇宙センター見学会が実施されています。事業の概要についても説明されていますので、下記を参照してください。

神戸SSS推進事業

我が家の次男は3歳のときに見たNHKの科学番組に大きな衝撃を受け、自分が将来勉強する分野を決めました。そして今、大学院で研究を続けています。よくもまあ、長い間関心を持ち続けられるものだと思いますが、子どものときに受けた感動は、その後の人生に大きな影響を与えるものなのかもしれません。

神戸市教育委員会の取組みがきっかけで、神戸市から多くの科学技術人材が輩出されるといいですね。


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