第4期第5回神戸市立図書館協議会

図書館協議会を傍聴してきました。

日時:平成28年3月10日(木)15:00~17:00
場所:中央図書館4階研究室

出席委員7名
傍聴3名

傍聴3名は図書館ネット会員です。先日入会したばかりの会員も!
傍聴していると時々、「そういうことだったのか」「そんな大変なことになっているのか」と初めて知ることがあります。反対に「そこのところもう少し説明しないと委員さん勘違いしたみたいだよ」「そうじゃない。利用者はこう感じている」と思うことがあります。
傍聴していて感じたことを、私たちの活動に活かしていくためにも、私たちの活動にとって協議会の傍聴は大切なものです。


さて、まずは11月22日(日)に実施された「利用者アンケート」の集計結果の報告です。
昨年度は平日の実施だったので、平日と日曜との比較ができます。
利用者の年齢層や職業、来館目的や滞在時間など、かなりの違いがあるようです
。また満足度ではほとんどの項目、ほとんどの館で日曜日だった今年度のほうが低くなっています。利用者が多い日曜日には職員が忙しくて行き届かないのかもしれません。

委員からはアンケート項目として「機能面」をとりだして尋ねてもいいのではないかとの意見が出ていました。確かに地区館はそれぞれの立地の違いから求められる機能が違っているのではないかと推察されます。その地域に適したサービスをしていくために、利用者が求めていることを調査し検討する必要がありそうです。


次に「平成26年度事業評価」についてです。
前回の協議会で委員それぞれが各評価項目について検討することになっていました。配布資料には評価項目とともに評価基準と図書館の自己評価が書きこまれています。ここまでは前回協議会で示されていました。そこに、委員の評価とコメントが追加されました。委員のみなさんがどのような視点で評価していらっしゃるのかがわかり興味深いものになっていました。
それを基に、ひとつひとつ協議会としての評価を定めていきました。
図書館の自己評価とは異なることになったものもありましたが、その過程を知ることができたことは傍聴していてよかったと思います。

図書館が学校司書の研修を実施したということで、委員から学校司書が入って変わりましたかとの質問がありました。委員である小学校、中学校の校長先生お二人が以前とはすっかり変わった学校図書館の様子を紹介されました。子どもたちが「図書館みたいやなあ!」と言ったとか…。
協議会の最後に三木館長が、学校図書館が配置されてから児童の図書館利用がかなりの割合で増加しているとお話しされました。

長年、学校司書の配置を訴えながら理解されなかったのに、あの日、あの時、政策が一変したことを思い出しました。あの2か月ほどの間、人知れず奔走したことがこのような結果につながったことを思い、感慨深く皆さんのお話を聞いていました。そして、制度構築にあたって、あの短い期間でここまできちんとしたものにしてくださった神戸市職員の並々ならぬ努力に改めて感謝しています。


もう一つ大事な議事、継続して検討している「図書館が果たす読書支援について」は今回は時間がなく次回に持ち越されました。

協議会終了後、三宮地区再整備計画について説明がありました。三宮図書館が整備地区内にあることから、この機会に三宮図書館の課題(狭いことなど)を解決したいとのことでした。来年度予算に地域内の公共設備に関する調査費が計上されていることが報告されました。


三木館長、常新総務課長、松永利用サービス課長が今年度で定年退職されます。三木館長がご挨拶され、これからの図書館への励ましの言葉がありました。トップ3が一度に退職されるのはあまりないことです。私でさえさみしい気持ちになります。職員の方がたはなおさらでしょう。本当にお世話になりました。ありがとうございました。





傍聴感想

利用者アンケートは毎年実施されており入念な集計がされています。前年度との比較はしても、多年度を比較検討することはないようです。その都度の結果に一喜一憂するのではなく、せっかく長年続けているアンケートなので、数年分を比較して傾向の変化を検証してみると、見えてくることが多いのではないかと思います。また利用者アンケートを検証して、具体的な改善策を示したり、改善した結果どうなったかが説明されれば、アンケートの価値がぐっと上がるのではないでしょうか。
神戸の図書館はどんどん使いやすくなってきていると感じていますので、当然そのようなことは行われているのでしょうが、具体的に「アンケートから見えてきたこの課題をこんな風に改善し、その結果はアンケートにも表れています」とアピールすればいいのになあと思います。

事業評価はそのほとんどが、事業を実施したかしなかったかが評価基準になっています。委員からも、実施した結果図書館利用者が増えたのかとか、利用者の評価はどうだったかと質問がありましたが、つまり、したかしなかったかが重要なのではなく、それがきちんと結果につながったかどうかが問題なのだと思います。図書館サービスの評価は協議会でも何度も議論の対象になっており、たしかに数値で表せないものについて評価することは難しいと思います。しかし、その事業がどのような結果をもたらしたかを示すことができるものもあるでしょうから、評価基準に入れていただければよりよい事業評価になるのではないでしょうか。

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