第11回KOBEブッククラブご報告

毎日暑い日が続いています。皆様、体調はいかがですか?

8月6日(土)、11回目のブッククラブを開催しました。
参加者は5名。昨年も8月の参加者は少なく、みなさん予定が立ちにくいのかなと思っていました。今年は体調を崩されたためのキャンセルが複数ありました。昨年も暑さのせいで参加が少なかったのかもしれませんね。

とはいうものの、5名とはいうのは読書会にとってはある意味適正人数かもしれません。紹介された本の内容にとどまらず、関連の話題がたくさん出ました。初めて参加された方にも楽しんでいただけたのではないかと思います。

さて、今回のテーマは怖い話
皆さんから紹介された本たちです。

菫色のハンドバッグ杉原爽香38歳(赤川二郎)光文社文庫
神様のメモ帳3(杉井光)電撃文庫
こわい話<中学生までに読んでおきたい日本文学8>(松田哲夫編)         あすなろ書房 から
   豹/内田百閒
神の値段(一色さゆり)宝島社
わたしを離さないで(カズオ・イシグロ)早川書房
シンプルプラン(スコット・スミス)扶桑社ミステリー
献灯使(多和田葉子)講談社
呪われた人々の物語(エリザベス・ギャスケル)近代文藝社 から
   乳母物語
ギャスケル短編集(エリザベス・ギャスケル/松岡光治訳・編)
                   岩波文庫

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いつものように一人ずつ簡単に持参した本を紹介します。そのあと、質問したり、言い足りなかったところを補ったりしながら自由に会話を進めていきます。
本を紹介するのは意外に難しいものです。ことにミステリーの場合はすべてを話してしまうわけにいきませんし…ね。
その小説の肝心のところを話してしまうと魅力がなくなってしまうため突っ込んで話せず「読んでみてください」としか言えないというものもありました。本の内容を伝えるのって難しいですね。

内容を詳しく伝えられなくても、なぜその本を選んだかを伝えることはできます。そこからどんどん話題が広がるのがブッククラブです。
今回もその本が書かれた時代背景や、歴史、文化に話が及びました。また若い人たちが明治から昭和の名作を読まないのはなぜかも話し合いました。「怖い」にはいろいろあって、一番怖いのは人の欲望だねなんてことも話題に上りました。

前回のブッククラブで紹介された本のなかで「ゆびさきの宇宙」「○に近い△を生きる」「櫛挽道守」を読んできた方の感想を聞くことができ、是非読んでみたいという声が上がっていました。ブッククラブで紹介されたことで普段だったら手に取らない本を読んでみたら、意外に自分にあっていたという話を聞くと、読んでみなくちゃと思うんです。そこからまた読書の世界が広がる……読書会の醍醐味です。

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最後に進行役から「前回『次の本へ』が紹介されましたが、皆さんにとっての次の本はどんな本ですか?」との問いかけがあり、それぞれ、自分にとっての次の本や次の本を見つける読書の方法などについて聞かせていただきました。

今回も新しい知識も得られ、今までとはちがう読書の方法を知ることもできました。なにより本好きの方と本について語りあえる時間を持てて幸せでした!

紹介された本は図書館蔵書検索サイト「カーリル」の図書館ネットのページにある“読みたいリスト”に載せています。そのリストから簡単に神戸市立図書館の蔵書検索サイトに移れて蔵書状況がすぐにわかります。過去のブッククラブでの紹介本は“読んだリスト”に移動しています。こちらもワンクリックで蔵書検索ができます。初めての本、初めての作家に出会うためにもご利用ください。
(申し訳ありませんが、IDおよびログインパスワードは図書館ネット会員のみにお知らせしています)

次回は12月3日(土)を予定しています。会場の関係で日程はまだ確定しませんが、決まり次第こちらのブログでお知らせします。
テーマは「ファンタジックな話」
どんな本が集まり、どんなお話を聞かせてもらえるのか楽しみです。

開催日が近づきましたら各図書館にチラシ、ポスターを配布します。皆さんのご参加をお待ちしています。



参加者感想
・ヨーロッパの歴史、古典文学をなぜ若者が読まないのか、絵本の話などたくさんのことを話し合えて楽しかったです。

・いろいろな物語や絵本の話が出てきて、たのしく話すことができました。

・いろいろな本のウラ話的なトーク、面白かったです。時代背景も合わせてお話しくださり、より深読みになりました。

・絵本の話もさせていただけてよかった。

・怖い話と言ってもいろいろな視点があるのだと思いました。何よりも人の欲はやりすぎは恐いのだと思いました。

・皆さんのいろいろな話が聞けて良かったです。今回紹介された本も読んでみようと思います。

・ヨーロッパの歴史はやればやるほどコワイですね。そんな話が聞けるとは思っていなかったのですが、もっと詳しく知りたいと思いました。早速紹介された本を読んでみます。



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