「兵庫の近代化遺産」―兵庫県立図書館利活用講座―

2月4日、兵庫県立図書館で開かれた「兵庫県の近代化遺産」という講座を受講してきました。
兵庫県教育委員会社会教育課文化財室との連携事業で、近代化遺産シリーズの第2弾です。

講師は文化財室の甲斐昭光さん。
パワーポイントで様々な写真を見せていただきました。

近代化遺産とは
幕末以降昭和戦前までの間に、近代的技術によって造られ、日本の近代化を支えた産業・交通・土木に関する構築物のこと。
文化財としての保護もなく、地域の財産として認識されないまま、都市開発の中で取り壊される例も多いことへの危惧から、文化庁が造語したのだそうです。
その文化庁の補助事業として平成2年度から「近代化遺産総合調査」が行われ(都道府県教委が事業主体)、兵庫県では17年度まで調査を実施し、報告書が出ています。2000件近い近代化遺産を悉皆調査・評価をしたとのことでした。

調査に当たっては県が養成しているヘリテージマネージャーが大いに活躍し、登録文化財540件は全国最多で、うち244件がヘリテージマネージャーの所見作成物件なのだそうです。
また兵庫県立図書館が果たした役割も大きく、専門家も気付かなかった資料がきれいに整理保存されていて、「宝の山」だとおっしゃっていました。当時の設計図が残されていたり、建物の利用状況が記載された帳簿があったり、調査に役立ったようです。

当日配布された、神戸市中央区の近代化遺産のと淡山疎水のパンフレットです。
兵庫県の中でも神戸市は抜きん出て近代化遺産が多い土地です。その価値を私たちが知ることが保存の第一歩ですね。

中央区の近代化遺産パンフ


淡河川山田川疎水パンフ
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